30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

ブログタイトル

本屋で毎週立ち寄るわたしが選んだ、仕事で役立つ最高の一冊

最近、本屋で過ごすのが趣味になってます・・・

みなさんは休みの日は何をして過ごしていますか。

 

わたしは毎週1度、本屋に立ち寄って、

書籍・雑誌をチェックをしています。

 

特に新書やビジネス書を読むのが大好きで、

そこからブログのネタを見つけることもあります。

 

そんな中、とても仕事で役立つ最高の本を見つけました!

 

それは 

『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』です。

 

 

シンプルで分かりやすい文章で、

仕事ができる人になるためのヒントがいっぱい詰まっていますので、

少しご紹介していきます。

 

この本の著者について 

『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』

著者は安田正(ただし)さんです。

 

株式会社パンネーションズ・コンサルティング・グループ代表

かつ早稲田大学の客員教授を務めている経営のプロフェッショナルです。

 

facebookで新卒向けのセミナー講演の一部が公開されており、

見てみましたが、とても共感できる内容がてんこ盛りでした。

ダイヤモンド・オンラインでも、

「できる人は必ず持っている一流の気くばり力」というテーマで

連載中です。

 

相手のために「気配り」をする大切さを学べるとても良いブログですので、

読む価値はありますよ。

diamond.jp

 

この本の良いポイントについて

この本は「一流と呼ばれている人たちに備わっている

共通するものは何か」を著者の経験をベースに5つのポイント

(①俯瞰、②共感、③論理を通す、④サービス精神、 ⑤尊重)

に分けて解説しています。

 

どれも納得する内容ですが、わたしの場合、

①俯瞰②共感がとっても印象に残りました。

 

 ①俯瞰とは、自ら先を読んで、自分の判断で行動できる能力です。

 

これができる人って本当に少ないんですよね・・・

 

普段、職場では与えられた仕事をこなすだけの人や

責任を恐れ、自分の判断で進んで仕事することができない人

が大半です。

 

仕事に慣れただけで、自分はできていると勘違いしている

ベテランの方もこの俯瞰の能力が欠けている印象を受けます。

 

そんな指示待ち人間にならないための具体的な実践が書かれています。 

 

②共感相手の感情を立場から推測し、適切な言葉、行動を起こす能力です。

 

普段、介護のコミュニケーションで使われる技術で「傾聴」という言葉が

あります。

 

これは「ただ相手の話を聞くだけ」でなく、相手の顔の表情やしぐさなどから

相手の気持ちを理解する方法としてよく知られています。

 

しかし、著者の言う「共感」は「傾聴」よりも高度な考えです。

 

相手を取り巻く状況、置かれている立場を観察して、

感情を想像することがポイントになります。

 

俗に「木を見て森を見ず」といいますが、その視点ではなく、

その木の周辺を見てみようという発想です。

 

そして、ただ想像するだけでなく、感じた情報をもとに、

自分から何か言葉やアクションに出すことも大切な要素

になります。

 

最後に

『できる人は必ず持っている一流の気くばり力』

をご紹介しました。

 

仕事がうまくいかない、職場の人間関係で悩んでいる人にとって

この本は最高の一冊です。

 

また、この本で紹介している「共感」はソーシャルワークの視点を用いて

 

相手を理解する具体的な方法が載っています。

 

なので、社会福祉士を勉強中の人、特に実習を控えている方には

ぜひ読んでみて下さい。 

仕事ができない人の特徴はたった一つ、自分のミスを認めないこと。

f:id:social-walfare-work:20180531162120j:plain

仕事ができない人は自分の欠点を認めない

 

介護業界はとても人手不足で、

働き手にとっては簡単に就職ができますが、

辞めてしまうことも多いです。

 

今年、わたしの職場では小規模デイにもかかわらず、

勤めて1年以内で4人も退職しました。

 

これまで多くの退職者をみてきましたけど、

仕事ができなくて辞めてしまう人が圧倒的でした。

 

その仕事ができない人たちに共通していたのは

自分のミスを認めない」という態度でした。

 

ニュースでは自分の欠点を認めない人だらけ

 

よくニュースを見ると

森友・加計問題、セクハラ・パワハラ問題などで

政治家や偉い方が謝罪する場面がよく見られます。

 

でも、謝罪をしても、

「自分は知らなかった」と記憶喪失になって、

責任を逃れようとする人が大半です。

 

そして、2018年に起きた日本大学のラグビー部の選手が

試合で関西学院の選手に大けがさせた事件もあります。

 

ここでは、日大ラグビー部の顧問やコーチが試合中

関西学院の選手をケガさせるように指示したことが問題となりました。

 

この問題はサークル内で収まらず、

日本大学も対応の悪さで批判を浴び、

被害者、その家族、ラグビー業界、他大学に悪影響を与えます。

 

ここでも責任者である顧問やコーチが謝罪をしましたが、

「ケガをさせろとは指示してない」と認めようとしませんでした。

 

自分のミスを認めない人たちを見ていると、

本当に情けなくなりますね・・・

 

自分のミスを認めないと辛くなる

人はみな仕事でミスをするし、

間違えれば、それなりの責任が発生します。

 

人を傷つける重大なミスは、罪に問われたり、

多くのお金を支払うことだってありえます。

 

確かにミスをしてしまったら、落ち込んでしまい、

自分の欠点を認めるのが難しいもの・・・

 

でも、ミスをしたらすぐに素直に認めてしまった方がいいです。

 

ミスを認めないと職場の人たちの信頼が落ちて、

職場にいるのがツラくなってしまいます。

 

認める時間が遅いほど、相手の印象も

悪くなりますので、早く対応した方が良いです。

 

そして、間違いをしてクヨクヨするヒマがあったら、

すぐに解決策を探しましょう!

 

それだけで、自分のミスによる悪影響を

最小限でおさえることができます。

 

最後に

 

仕事ができない人の特徴についてお話をしました。

 

仕事のできない人は、自分のミスをごまかして、

あたかも自分は仕事ができるように振る舞う傾向があります。

 

確かにだれも気づかなければいいでしょうけど、

同じことを繰り返せば必ずバレてしまうもの・・・

 

まずは自分のミスを認めて、自分のどこがいけなかったのか、

振り返って、自分の欠点を改善していきましょう。

 

自分のミスと向き合うには「勇気」が必要ですので、

仕事ができるようになりたい人はこの本を読むといいですよ。

社会福祉士の仕事が上達する3つのコツ

f:id:social-walfare-work:20180525075152j:plain

はじめに 

社会福祉士になるには、養成学校で基礎知識を学び、かつ国家試験の合格が必要です。

 

しかし、社会福祉士に合格しても学んだことが現場で使えない問題があります

 

そんなことを以前の記事で紹介しました。

www.social-walfare.work

 

一般的に紹介されている過去問をひたすら覚える勉強方法では、現場じゃ歯が立ちません。 

 

社会福祉士の仕事にはコツがあり、それをつかまないと上手くいかないのです。

 

でも、安心して下さい。

 

これから紹介する3つのコツを意識すれば、現場で活躍できるようになります!

 

1、コミュニケーションが苦手はNG

相談業務はコミュニケーションがとっても大切です。

 

人との話すのが苦手なら、クライアントや職場の人と良い関係は築けず、

仕事へのストレスは溜まってしまいます。

 

もしコミュニケーションに自信がなければ、

最優先で苦手な自分を変えていきましょう!

 

コミュニケーションの向上には挨拶が効果的です。

 

ポイントとしては

・口角を上げて、笑顔をつくる。

・自分から先にする

・本気で相手に伝えたい気持ちを持つ

 

この3つに気を付けて毎日繰り返せば、相手の印象も良くなっていきますよ。

 

詳しくは以下の記事で説明していますので、ご参考まで。 

www.social-walfare.work

2、正しい敬語と電話対応を身につける

 

正しく敬語が使えないと、相手の印象はとても悪くなります。

 

会話は「~です」「~ます」調で、

基本的によく使われる敬語は覚えておいた方がいいです。

 

老人ホームで働くと、たまに仲の良い高齢者に、

親しみを込めて、友達感覚で話したくなりますが、

親しい中にも礼儀ありです。年配の方には注意して対応しましょう。

 

そして、もっとも厄介なのは電話対応です。

 

相談業務では電話対応が頻繁にある上、

相手と話しながら、それと同時にメモをとらないといけません。

 

とりあえず、敬語や電話対応は試行錯誤しながら、

数をこなして慣れるしかないです・・・

 

わたしの場合、秘書検定2級の学習をして、

正しい敬語や電話対応を身につけました。

 

秘書検定は民間企業だけでなく、

福祉施設でも使えるビジネスマナー全般を学べるので、

問題集はやってみる価値はあります。

3、人間関係をつくるスキルを磨く

 

社会福祉士の学校では児童・障がい・高齢者、社会福祉士の役割など

様々なことを学びます。

 

しかし、学校を卒業して、社会福祉士を合格しただけでは、

ソーシャルワークにおいて大切な「関係」を作るスキルは身につきません。

 

まず、関係をつくるには「直接人に会うこと」が大切です。

 

空いている時間があれば、地域に出て交流を深めていきましょう!

 

家族や友人だけでなく、自治会や地域のボランティアに参加するのも、

とても勉強になります。

 

学生さんは社会福祉士の試験スコアを上げる暇があったら、

関係を作る技術を磨いたほうがいいです。

 

社会人の方も仕事が大変だと思いますが、

空いた時間を地域のために使ってみてはいかがでしょうか。

 

わたしは休みの日に、無料で小学生・中学生に学習を教える

地元のボランティアに参加しています。

 

日頃、高齢者デイで働くわたしにとって、子どもに学習支援をする

というのはとても新鮮な気持ちになり、地域の抱える問題や、

ボランティア活動の大変さも体感することができました。

 

まとめ

 

社会福祉士の仕事が上達する3つのコツは

  1. コミュニケーション苦手を克服する
  2. 正しい敬語と電話対応を身につける
  3. 人間関係をつくる技術を磨く

以上になります。

 

テキストをひたすら覚えるだけではダメです。

 

実際に人と関係を通して、体験を積むことがポイントになります。

 

職場で人間関係をよくする大切な5つのこと

f:id:social-walfare-work:20171226235657j:plain

仕事でコミュニケーションはとても大切ですが

苦手だったり、疲れたりするといい加減になりやすいです。

 

でも、これができていないと、

職場の雰囲気が悪くなり、

仕事を辞めてしまうきっかけになることもあります。

 

今回は職場で人間関係をよくするための

5つのポイントを書いていきます。

 

 1、笑顔であいさつをする

あいさつは

「心を開いて相手に近づく」と意味があり、

相手と関係を築くとても大切なことです。

 

良いあいさつは職場の雰囲気を円滑にし、

自分も元気にしてくれます。

 

挨拶にはいろんなマニュアルがありますが、鵜呑みにせず、

相手を想い、雰囲気をくみ取って、最適な挨拶を心がけましょう。

 

そして、大切なのは以下の2つです。

  • 相手の目をしっかり見る
  • 笑顔であいさつすること

これを意識してあいさつをすれば、

人間関係がよくなります。

 

2、「ありがとう」を必ず言う

 

やっぱり人間関係は「ありがとう」と言わないと

良い関係は始まりません。

 

働いて間もない頃は、自分のことでいっぱいで、

サポートしてくれてる相手への

「ありがとう」を忘れがちになります。

 

たとえ忙しくても、当たり前のことでも、

口に出していうことが大切です。

 

そのために、日頃から相手を気にかける

観察力がもとめられます。

 

「ありがとう」を聞くと相手は気持ちよく感じ、

仕事に対してのモチベーションが上がり、

関係も良くなるはずです。

 

3、失敗・できない事をごまかさない

 

仕事ではミスをしたり、自分ではできない事が

必ず出てきます。

 

でも、「できない自分」を認めたくないから、

ごまかしたり、嘘をついたりしたくなりますが、

バレると人間関係が一気に悪化します。

 

できない自分を認め、嘘やごまかしはやめましょう!

 

初めてで自信がない仕事を頼まれたとき、

無理に引き受けると職場に多大な迷惑をかけるので、

正直にできないことを伝えたほうがベターです。

 

しかし、できない自分を放置したままにせず、

プライベートの時間を使って、できる自分に努力していきましょう。

 

4、職場にお菓子を持っていく

 

これは女性が多い職場に有効です。

 

お菓子を持っていくと、イライラしていたスタッフも機嫌が良くなり、

職場の雰囲気が和やかになります。

 

なので、わたしは月1度でせんべいやチョコなどみんなで

シェアできるお菓子を職場に持ちこんでいます。

 

特に旅行などで出かけた時は、

必ずスタッフにお菓子を買った方が良いです。

 

お菓子がスタッフと会話のきっかけとなり、

話しやすい関係になりますよ。

 

5、基本的な仕事を正確に素早くこなす

仕事ができる人は相手から信頼・信用されます。

 

できる自分になるには、

基本的な仕事を正確に素早くこなすことが

とても大切です。

 

まずは地道ですが、正確に仕事をこなすところから

初めてみましょう。

 

そして、ミスなく仕事ができるようになったら、

もっと効率よく、早くできるようにしていきます。

 

そうすれば「できる自分」になって

相手から尊敬されるようになりますよ。

 

詳しいことは以下の記事に書いてあるので、ご参考まで。 

www.social-walfare.work

 

 

仕事でのコミュニケーションが苦手なら、挨拶を極めよう!

f:id:social-walfare-work:20171006223104j:plain

あいさつができれば人間関係が劇的に変わる!

仕事で人と話すのが苦痛になったことはありませんか。

 

わたしも高齢者デイで毎日、利用者のコミュニケーションを

取らなければならないので大変でした。

 

ビジネスマナーの本やセミナーを参考にしては

どうやったら克服できるのか探っていました。

 

そしたら上手くいくコツが

「あいさつ」にあったのです。

 

ここ一年間「あいさつ」を徹底的に鍛えたら、

想像以上に人間関係が良くなり、利用者のコミュニケーション

も辛くなくなりました。

 

なので、今回は「あいさつ」について取り上げていきます。

 

そもそも「あいさつ」とは何?

 

 ”あいさつ”は漢字で「挨拶」と書きますが、

「挨」心を開く

「拶」相手の方に近づいていく

という意味があります。

 

何気に行っているあいさつですが、実は

他人とのコミュニケーションへの入り口であり、

人間関係でとても価値ある瞬間です

 

だから、挨拶がうまくいけば、相手の緊張もほぐれ、

その後の関係も良くなります。

 

また、挨拶は介護の利用者、家族だけでなく、職場の人間関係で

悩んでいる人にも効果大です

 

これから大切なポイントを紹介しますので、

挨拶を磨いて、苦手なコミュニケーションを円滑にしましょう!

 

挨拶はしっかり相手の目を見ることが大切。

挨拶には、お辞儀の仕方や発声方法など基本的なマニュアルを教える本、

セミナーなど多くあります。 

 

確かに、マニュアルを覚えた方が便利ですが、

挨拶は人やその場の雰囲気によって、変化するものなので、

あまり鵜呑みにしない方がいいです。

 

そんなマニュアル化されたものよりも、

相手を想い、雰囲気をくみ取った最適な挨拶を心がけましょう。

 

ただ単に明るく、大きな声であいさつをしても、そこには気持ちが

ないので、相手にはノイズにしか聞こえません。

 

いろんな人と挨拶をして、自分に合った声のトーン、大きさ

など試行錯誤を繰り返して探っていきましょう。

 

そしてもっとも大切なコツは

相手の目を真剣に見ることです!

そこから伝わる感情・想いをキャッチすることで、

コミュニケーションも上手くいくようになります。

 

相手に気持ちが伝わるように挨拶しよう。

 

あいさつで気持ちが伝えるようになれば、相手の緊張はほぐれ、

その後の人間関係は良くなります。

 

実際に行っている動画がこちらです。

 

しかし、 私たちが普段行っている「あいさつ」は言葉だけを交わすだけで、まったく相手に気持ちが伝わっていません。

 

さらに困ったことに、私たちはあいさつで相手の気持ちを伝えていると

思い込んでおり、コミュニケーションを妨げる原因になっています。

 

大切なポイントは「必死」になることです。

 

コミュニケーションが取れない人の特徴は

相手に伝える「必死さ」が足りないんです。

 

まずは、苦手な自分を克服する気持ちで

挨拶をすることが何より大事です。

 

とにかく理屈なしで、

「必死」に相手の目を見つめて、

相手に自分の声を届けることが重要です!

 

最初はなかなか伝えることが難しいですが、

何回も繰り返すうちにコツはつかめるようになります。

あきらめずにチャレンジしていきましょう。

 

最後に

挨拶は多くのマニュアル本などありますが、

それよりも必死になって、相手に「自分の気持ち」を伝えることが大切です。

 

でも、「必死」になるって、とても難しくって、

何か危機的なことがないと克服できないんですよね。

 

以前、私は、日野晃先生のワークショップで、

相手に挨拶が伝わる練習をしていましたが、

日野晃先生から「喝」を入れられ、そこから「必死」なることができました。

 

その記事を参考に載せておきますので、

本気でコミュニケーションを学びたい方はぜひ読んで下さい。

www.social-walfare.work

 

実際にやってみると、挨拶を通して相手の気持ちが理解できるようになり、

人と関わるのが楽しくなっていきます。

 

特に介護職はコミュニケーションが多い現場なので、

人と話すのが苦痛になったら、まずは「挨拶」しましょう!

私が「この人、介護の仕事は大丈夫かな?」と思った瞬間ベスト3

介護の仕事をしていると「この人大丈夫かな」

と思うときがあります。

なので、「この人は介護の仕事に向いてないなぁ」

と思った瞬間をTOP3のランキングでまとめてみました。

 

第3位 食事を出すとき、ご飯とみそ汁の位置が逆。

f:id:social-walfare-work:20170528225539p:plain

和食において、ご飯はみそ汁はに置くのが

ルールです。それと反対に

ご飯は右で、みそ汁を左に置くのは

亡くなった方への作法です。

 

もし、老人ホームで間違ったご飯とみそ汁の置き方

をされたら、お年寄りに対して、スゴイ失礼なことになります。

 

当たり前のことなんですが、意外とご飯とみそ汁の置き方を知らない

人はいるんですよ。わたしの場合は30代から50代の男性が

間違った配置をしていました。

 

第2位 車イスで坂を下るとき、そのまま降りてしまう。

f:id:social-walfare-work:20170529224945j:plain

車イスで坂をおりるとき、 

利用者をそのまま前にした状態だと遠心力により、乗っている人が

前に飛び出してしまうおそれがあるので、キケンです。

 

よく考えれば分かることなんですが、

介護の経験が少ない人にこの行為がよくみられます。

 

車いすで坂を下るときは、かならずバックしながら進みます

f:id:social-walfare-work:20170529230513j:plain

バックをしながら進むと遠心力による転落の不安がなくなり、

利用者は安心して進むことができます。

 

また、高い段差から低い場所に降りる時も同じ様に、

バックしながら降りていきます。

これも苦手とする介護職が意外と多いので、

うまくできないと「この人、介護大丈夫かな?」

と思ってしまうことがあります。

 

また、砂利道を通るときもバックで進んだ方が

安全に進めることがありますので、状況に応じて

前と後ろを使い分けることが大切になります。

 

第1位 利用者ができることも、すべてやってしまう。

「介護」って、高齢者をお世話をするという

イメージがあって、ホテルのように、

何もかもやってしまう職員の方もいます。

 

しかし、本来、「介護」というのは、利用者の残っている能力を

十分に使ってもらい、できない所はスタッフが手伝うという

のが基本になります。

 

例えば、入浴において、手が自由に動く人には、

自ら上着の着脱をしてもらったり、手が届く範囲で体を洗って

もらうようにするのが大切になります。

 

でも、実際は利用者にできることを優先にすると非常に時間がかかるので、

その時間を短縮するために、スタッフが代わりに行ってしまいがちです。

 

それでも、その流れに逆らって、わたしなりに

利用者を優先とした介護を今も大切にしています。

 

しかし、最近、入浴の時、外で着脱の介助を

利用者にできる範囲で行ってもらっていたら、他のスタッフから

「早く終わらないから、ぱっぱと手伝いなさい」と言われ、

正直がっかりしたことがありました。

 

やっぱり、利用者よりも、スタッフの都合が優先にされやすいのが

現実としてありますし、介護職員ってなんだろうと思ってしまいます。

 

仕事に慣れて「マンネリ」になる前に、心のある対応と新しいことにチャレンジをしてみよう。

f:id:social-walfare-work:20170528002607j:plain

前回、仕事できるようになるために

仕事をミスをなくし、スピードを上げる

ことの大切さを知ったお話をしました。

 

social-walfare-work.hatenablog.com

 

しかし、順調に仕事をこなせるようになると

慣れて、次第にマンネリになります。

 

これがけっこう厄介なもので、ある程度慣れると

同じように仕事をこなすだけで「満足」してしまいます。

 

そして、何より恐ろしいのが

マンネリ化は『効率』を重視し、

仕事の中心がお客ではなく、「職員」になってしまうところにあります。

 

前回、お話した「正確さ」と「スピート」を

求めると必ずこの壁にぶつかります。

仕事で効率をもとめるようになり、

形だけで、気持ちがなくなる、いわば「マニュアル化」

が起きます。

 

わたしの職場でも、スタッフ目線重視で仕事をする

人は大勢います。でも、そういう人って、

仕事に柔軟性がないんですよね。

 

今、自分は何をするべきかよく考えないので、

臨機応変な対応ができずに、

何か問題があるとスタッフのせいにしたり、

そのまま黙ったり、逃げてしまうんです。

 

あと、「マンネリ」って現状維持が大切になるため、

ある程度仕事に慣れると、

それ以上はパフォーマンスが上がりません。

 

これは「スキルアップ」において、

最大の敵です。

 

では、どうすれば「マンネリ」を防ぐことができるのでしょうか。

 

わたしの場合は注意していることが2つあります。

 

1つ目は「相手のことを考えながら、仕事をする」

 

今、「忖度(そんたく)」という言葉

が話題になっていますが、(いい意味で)相手の気持ちを

考えて、仕事をするのは非常に大切です。

 

例えば、わたしが報告書の記入がなかなか終わらないと、

そのチェックをする上司に迷惑をかけてしまいます。

 

お客さんにだって同じことが言えます。

特にわたしがミスをしたときは、

相手の気持ちを優先に考えて行動しています。

 

そんな「相手を思う」気持ちが出てくれば、

人間関係がスムーズになり、

様々な状況の中で、臨機応変に対応できるようになります。

 

2つめは

「仕事で余ったエネルギーと時間をつかって、

新しいことに挑戦すること」です。

 

わたしは仕事に余裕ができてから、

余ったエネルギーと時間を新しいことに挑戦しています。

 

今年は「秘書検定2級」を取得し、

次は「英検準1級」を目指して、

オンライン英会話を毎日、30分欠かさずやっています。

 

わたしの選ぶ基準だと

エクセル、ワード、英語など

将来、仕事に役に立つものを優先に選んでいます。

 

現在は介護にも情報技術を導入するようなので、

プログラミングを学んでもいいのかなと

思う次第です。

 

また一方、苦手な分野にも挑戦するのもいいかも。

わたしは自分が字があまり丁寧ではないので、

通信講座で練習をすればきっと効果はあるはずです。

でも、今は英語に専念します・・・

仕事が「できない人」から、「できる人」になるために必要な3つのステップ

f:id:social-walfare-work:20170523004252j:plain

高齢者デイサービスに勤めてから3年間、仕事ができてなかった私・・・

5年前、初めて社長からボーナスを頂くとき、

「ちゃんと、(給料分の)仕事して。」と

言われ、すごくショックを受けたことがありました。

 

職場のボスは航空のCAをやっていた女社長でして、

かなりの経営スキルをもっており、

高齢者デイに勤めてから3年間は

ずっと「仕事ができていない」と

言われて苦しんでいました。

 

しかも、職場のスタッフは40~50代

の女性だったので、「仕事が出来ていない男」だと

見られていました。 

 

しかし、4年目から、

わたしの弱点を見直し、改めて基本的な仕事

を真剣に取り組んだら、一気に社長をはじめ、

スタッフの信頼も上がりました。

 

今は社長から仕事が頼まれることが多くなり、

経理の仕事も担うようになりました。

 

その経験から分かった、「仕事ができる人」に

なるために必要な3つのステップについてお話します。

 

1、基本の仕事でミスをしない

わたしたちは普段うっかりミスをしてしまうことがあります。

しかし、ビジネスにとっては、ちょっとしたミスでも、

大きな問題に発展することがあります。

 

また、そのフォローに多くの時間やエネルギーを

使ってしまい、結局、職場のスタッフにも

手伝ってもらい、迷惑をかけてしまうことも・・・

 

まず、「基本的な仕事でミスをしない。」

これが「できる人」の最大の特徴です。

 

仕事でミスをしたら、その倍以上の仕事が

増える気持ちでいましょう。そうならないように

日頃から、油断せずに仕事に取り組んでいきましょう。

 

2、ミスがなくなったら、仕事のスピードを上げる。

仕事のミスがなくなったら、

次はもっと早くできるようにしましょう。

 

そして、仕事を早くするために

・自分の仕事内容に無駄はないか。

・何か工夫するところはないか。

の2点に気にしながら、自身の仕事をみていきます。

 

この2つを意識すれば、仕事を早くするアイディアが

生まれ、パフォーマンスが向上します。

そうすると、自分に余裕がでてくるようになり、

相手のフォローもできるようになります。

 

3、仕事が早く終わるようになったら、新しいスキルを獲得していく。

わたしは、仕事が早くできるようになってからは、

帰宅時間が早くなりました。

なので、スキルアップのため、

秘書検定2級の勉強をするようになりました。

 

すると、苦手だった「敬語」や「電話の応対」も

上手くできるようになりました。

 

仕事がこなせるようになったら、何か新しいスキルを身につけると

更なるレベルアップができます。

 

仕事に正確かつスピードがでたら、それで終わりじゃ

もったいないです。その余裕を自分のスキルアップ

使いましょう。

 

時間があったら、何か本を読んだり、検定を受けてたりして

自身のスキルをみがきましょう。

 

ちなみに、秘書検定は接遇の基本を学ぶにはとても良いので、

ビジネスマナーに悩んでいたわたしにはぴったりの検定でした。

対策本も出ているので、解くだけでも十分勉強になります。

 

そのことを記事に書いてありますので、良かったら参考まで。

 

social-walfare-work.hatenablog.com

 

『ワイドナショー』出演で分かった「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さんが叩かれた原因

f:id:social-walfare-work:20170512162035j:plain

ワイドナショー」出演で話した川谷絵音さんから見たベッキー不倫騒動

5月某日、人気バン

ゲスの極み乙女。

が5か月ぶりにライブを行いました。

 

やはり、

注目されるのはボーカルの川谷絵音さんです。

 

去年のベッキー不倫騒動、未成年の飲酒の

印象もまだ根強く

「まだ復帰するのは早すぎるのでは?」と

話題にされていています。

 

しかし、ファンの方々は

(不祥事はあったけど)復帰してくれて

良かったというのが素直な気持ちかなと

思います。

 

バンド再開にあたって、川谷さんは

ワイドナショー」(フジテレビ系)

ベッキーとの不倫騒動について、地上波テレビで

自ら話をしています。

www.huffingtonpost.jp

そして、謝罪会見を開かなかった理由について

川谷さんはこう言っています。

 

「僕は元々ミュージシャンなので、

テレビで何かを言うみたいなのに対して、

凄い違和感を持っていて、『会見、会見』

と色々言われて、なんか逆に、かたくなに

『出ない』みたいになっていた」

 

川谷さんはミュージシャンとして

ベッキーの不倫騒動についてテレビで

話すことに違和感があり。

そして、「会見しろ」という多くの声が

返って、テレビに出ない気持ちを強くして

しまったとのことでした。

 

川谷絵音さんの「違和感」

ここで考えてほしいのが、

ミュージシャンという立場において

多くの人に「謝罪会見」をするべきか

ということです。

 

不倫はプライベートな問題ですし、

罪に問われることもありません。

 

川谷さんはメンバーや関係者やファンには

しっかり説明、謝罪を行っており、

確かに川谷さんのいう違和感は納得することができます。

 

本当に謝罪会見はしなくてよかったのか。

しかし、川谷さんはワイドナショー

会見を避けていたことについて、

「伝わりきらない部分もあった」

認めています。

 

そして、何よりもずっと会見しないことで

イメージが悪くなってしまったので、

すぐに対応すればベッキーさんにも迷惑をかけずに

最小限でダメージで済んだかもしれません。

 

やはり、不倫があったときは、

メディアに取り上げられてる以上

すぐに会見を開いた方が良さそうです。

 

川谷絵音さんが叩かれた原因

個人的な意見になりますが、

川谷さんに「ゲスの極み乙女。」の

広告塔としての自覚がなかったことが

原因にあります

 

川谷さんは人気バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカルで

中心的な存在であり、ゲスの「顔」でもあります。

 

今回の騒動で、ゲスの極み乙女。

イメージダウンはありました。

 

しかし、

川谷さんがバンドを大切にするのであれば、

個人的な気持ちよりも、まずどうやって

悪いイメージをなくすか最善の手を尽くすべきです。

 

また、日頃の行動が

バンドのイメージに影響することを

を考えていれば飲酒問題も

ならなかったはずです。

 

不倫の謝罪会見はマイナスではない。

また、問題がわかったときすぐに

不倫の謝罪会見をひらけば

乗り切れることがあります。

 

その成功例として

2016年にあった円楽師匠による不倫謝罪

があります。

www.j-cast.com

円楽師匠は会見で「なんでも話してください」

と誠実な対応をみせて、時には

ユーモアも交えて話をして、会場は大喜利のような

雰囲気だったようです。

 

またすごいことに円楽師匠が出ている「笑点」にも

影響が出ず、逆に円楽師匠にいいイメージがついたように

感じます。

 

やはり、問題が起きたら、

迅速かつ誠実な対応が一番です。

そうすることで、問題を最小限に

することができます。 

最後に

 

今回、ワイドナショー出演して大正解と思っています。

川谷さんの誠実さが伝わってきまし、

少しマスコミに対しても嫌気がさしていたことも

理解できました。

 

何より、テレビで自ら不倫騒動を話そうと

したことが良かったです。

 

もう何もないことを祈って、

最高のパフォーマンスを見せて下さい。

応援しています。

人気バンド「ONE OK ROCK 」幕張メッセのコンサートで、観客が体調不良・ケガをした事故からみる「接遇」の大切さ。

 

 

 

f:id:social-walfare-work:20170428073418j:plain

4月8日のONE OK ROCK のライブ事故について

2017年4月8日千葉県の幕張メッセ

4人組ロックバンド「ONE OK ROCK 」のコンサート

が約1万8000人の規模で行われました。

 

そのライブ途中で体調不良・怪我人が続出する

問題がありました。

 

きっかけは、午後7時20分頃

コンサート中盤で行われた演奏で

ONE OK ROCKのメンバーが

サブステージに移動するという

演出から始まりました。

 

それにより、メンバーに近づこうとする観客らが

サブステージに集中し、将棋倒しが起きます。

その時、3人がケガをし、救急搬送されました。

 

J-CASTニュースによる

千葉市美浜消防署の話によれば、

19時39分に主催者側の関係者から119番が入り、

「負傷者が3人いる」という通報があり、

その後、気分を悪くする観客が増えてしまい、

会場に用意されていた救護スペースは収まらない

状況だったそうです。

https://www.j-cast.com/2017/04/09295162.html?p=all

 

結局、このライブでは熱中症過呼吸などを起こした人たちが

約50名で、そのうちの21名が病院に運ばれました。

(中には骨折をした人がいる話もでているようです・・)

 

地元消防によると、たまにライブで

夏場に1~2名が救急搬送されることがあるそうです。

 

しかし、ライブ事故が起きたのは4月で、1度に21名が

救急搬送されるのは異常な事態といっていいでしょう。

 

この事故に対し、事務所側は

「今後は安全対策をより一層強化して会場運営を行ってまいります。

明日(9日)のライブに関しましては、本日(8日)の状況をふまえ、

十分な安全対策を行ったうえで開催させていただきます」

と説明しました。

 

そして、主催者側が観客に水分をこまめに取るように呼びかけるなどを

対策して、予定通り、 事故の次の日(9日)のライブを

同じ幕張メッセで行い、大きな問題はなく終えています。

 

9日、Taka氏のインスタグラム発言は「だれも悪くない」といった所に問題がある。

 

いつものことだからあんまりビックリはしてないんだけど! 今日は外がなんだかザワザワしてたから、運ばれちゃった人達が本当に無事であることを願うとともに、、、明日はさらにぶっ飛ばしていきます! だから覚悟してね!^_^ こういうことが起きる時はファンもメンバーもスタッフも誰も悪くない!だから、、、 今日の空間にいた人達しかわからないことだから、また今日を引きづって明日が変にネガティヴな雰囲気で始まるのは嫌だから、一人一人が今日楽しんだ気持ちを噛み締めたまま、また次会えるのを期待してるよ! みんなは俺らの宝だから!今日は本当に楽しかった!だから明日もよろしくね! @hamanokazushi

Takaさん(@10969taka)がシェアした投稿 -

ライブ事故から次の日(9日)、

ボーカル・Taka氏よる

インスタグラムの投稿がされました。

 

これが賛否を呼び、話題となりました。

 

Taka氏はライブ中に何度も中断して、

観客に注意を呼びかけ、

また、「大丈夫?」「ケガしてない?」

と声かけしている様子もあったそうです。

 

しかし、

メンバーがライブ中にいくら配慮しても、

実際に観客がケガをしたら、

もう手遅れです。

 

その事態が起きた時に、

まずメンバー側に求められるのは、

その被害にあった観客に対しての「お詫び」です。

 

しかし、Taka氏はその被害者に対して

「無事であることを願う」

としかコメントしていません。

 

本来は「つらい思いをさせてすみません」

「今後は対策をしっかりします」など

その相手を気遣った発言をするべきなのに、

Taka氏は「だれも悪くない」

と言ってしまうところに問題があります。

 

今回の事件は

たまたま観客がライブ中に

具合が悪くなったという

偶然に起きた問題でありません。

 

「ライブ中、将棋倒しが起きて、

実際に観客3人がケガした」という

明らかに人為的なミスが絡んでいます。

 

だから「だれも悪くない」と言うのは、

被害を受けた側にとっては

とても失礼な発言です。

 

また、ホームページでもお詫びのメッセージが

載っていますが、掲載日が4月12日(事件発生から4日後)

と遅いのも気になります。

http://www.oneokrock.com/jp/news/2001

 

まず問題が起きたら、

その相手の気持ちに沿った

迅速な対応が大切です。

 

Taka氏は「接遇」を学んだ方がいい

Taka氏のライブのパフォーマンスは凄いのですが、

やはりファンの思いやりに欠けるのが

もったいないです。

 

最高のパフォーマンスを観客に披露することが

彼なりのファンへの思いやりだと

インスタグラムなどの発言から感じることはできます。

 

しかし、どんなにライブで

最高のパフォーマンスをしても

今回の問題のように

観客が嫌な思いをする対応をされたら、

すべて台無しになってしまいます。

 

ここで大切なのは「接遇」です。

 

ライブにくる人が

どんな気持ちで来てくれるのか。

本当に望んでいること・求めていることを

感じられるのかが「カギ」になります。

 

私はTaka氏と年齢は近いので、

彼の悩みはすごい共感を感じるものがあります。

 

「自分中心」の考えから「相手中心」の考えに

シフトすれば、観客はライブで嫌な思いをせずに

楽しめるはずです。

陰ながら応援しております。

 

一応、接遇について記事にしていますので、

参考にどうぞ。

 

social-walfare-work.hatenablog.com