30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

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日野晃の東京・ワークショップに初参加したら、先生にめっちゃ「喝」を入れられました。

はじめに

 

知り合いに「とても良いよ」と言われて、

6月4日に日野晃・東京ワークショップに行ってきました。

場所は東京都江東区で、午前11時から午後7時まで

丸一日参加しました。

高齢者の介護施設で働いているわたしには

スゴイ良かったので、レポートしていきます。

 

日野晃の東京・ワークショップって何?

 

講師を務める日野晃先生はこんな方です。

日本の歴史に残る武道の達人を研究し、そこで発見した身体理論や表現理論を

日本や海外で教えている武道家です。

 

YOUTUBEでも検索すると、結構スゴイ動画がみられます。

武道だけではなく、元プロドラマーでもあるので、

ドラムや太鼓の動画もみることができますよ。

 

実際、ワークショップ会場で先生がドラムを演奏するDVDを

購入しました。結構、音の強さを感じ、とても迫力がありました。

 

また道場を自分で建設するなど、行動力がパンパないです。

昔、刃物を持ったヤクザたちに素手で立ち向かった伝説が

あるみたいですよ。2chでも暴力団を壊滅したとかスレッドが立っています。

 

ワークショップでは参加者に厳しいことも言いますが、

基本、明るくて面白いおっちゃんです。

 

ちなみに今回参加した「ワークショップ」は

身体塾・身体関係塾・表現塾の3種類があり、

アプローチはそれぞれ違うのですが、

どの仕事のひとでも、役に立つヒントを

見つけることができます。

 

参加者はダンサー、役者、格闘家だけでなく、

理学療法士や整体師などの、わたしのような

介護職と近い分野の方もいました。

 

ワークショップは一言でいうと「合気道」のような感じでした。

あらかじめ、日野先生の動画や本をみて予習をしていましたが、

実際にワークショップをやってみると非常に難しく、

理解できないことが多くありました。

 

半泣きしそうになった「表現塾」

 

わたしは身体塾・身体関係塾・表現塾の全部を受けましたが、

その中でも「表現塾」がとても大変でした。

 

しかし、そのワーク内容はすごいシンプルでした。

2人組になり、向き合って「こんにちは」と言うだけ。

そのときに相手に自分の気持ちが届いたかどうか

常に確認しながら、ワークをしていました。

 

わたしは女性ダンサーの方とそのあいさつワークをしていました。

数分後、日野先生がわたしに

「君は介護の仕事をしているが、人と関わりたいと思わないのか」

とたずねてきて、

 

わたしは思わず、「少しは」と答えたら、

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と強く一喝されました。

 

正直、びっくりしました。だって、初参加なのに

「介護の仕事を辞めてしまえ。」

って言われるなんて想像していませんから。

まるで、突きを受けたような衝撃で、

もう泣く寸前でしたよ。

 

しかし、そう言われたときに、

もっと真剣に取り組まないといけないんだとわかりました。

なので、先生に「会話をしたい」と即答し。

 

そしたら、「だったら、真剣に相手の目を見つめて、会話の苦手な

自分を変えるためにやってみろ」と叱咤されました。

 

必死になることの大切さ

 

それからはホントに大変でした。

何回も「こんにちは」を繰り返しても

全然、相手に伝えることができないのです。

例えるなら、暗い部屋の中、手さぐりで必死に答えを探す感じでした。

 

結局、上手く伝えられずにワークは終わりましたが、

「相手に声をかけたとき、全く自分の気持ちが伝わっていない」

ことを実感できました。

 

そして、表現塾の終わりに質問タイムがあったので、

先生に「自分の言葉が、相手にまったく届いていないことが

分かりましたが、それをどうやって克服すればいいですか」

とたずねました。

 

すると、先生は「必死になれ」と一言。

 

その時、人の強さって、

必死になって真剣に取り組むことで発揮できるもの

なんだと感じることができました。

 

そして、先生が

「表現塾では君が誰よりも一生懸命に取り組んでいた。

この2時間でだいぶ変わったよ。」と言ってくれた時は

思わず、目頭が熱くなりました。

 

その後、ワークショップ常連である理学療法士や整体師の方話しかけてくれて、

わたしの真剣に取り組む姿やその成長に

喜んでくれていました。

 

そのときに、必死になることで、はじめて相手に気持ちを

伝えることができるのではと思いました。

 

そこからは気持ちを一新して、必死になって

仕事に取り組めるようになりました。

 

高齢者デイサービスの利用者にも

真剣に目を見つめ、気持ちを伝えるようにしています。

すると、認知症で介護に抵抗があった人も

すんなりと受け入れてくれました。

 

なんと、

日野先生もその時のやり取りをご自身のブログで

取り上げてくれました。

三日目終了 | 日野晃のさむらいなこころ

ありがとうございます。

 

<追記>

ちなみに、この記事は日野晃先生、巡回済みです  (笑)

行き違いを恐れるな | 日野晃のさむらいなこころ

この記事を書くきっかけは「表現塾」の出来事を日野晃先生のブログで

紹介していたためでした。

なので、生徒側の視点で、このことについて書きました。

「表現塾」はホントに訳がわからなかったですし、

わたし以外の参加者もそんな感じがありました。

でも、先生・生徒両者の視点から、このワークをみることで

何かヒントになれば嬉しいと思います。

 

最後に

 

秘書検定の勉強をしてから、

正しい礼儀作法も身に付いてきたので、

うまく気持ちを相手に伝えていたと思っていました。

 

でも、先日参加したワークショップで

まったく勘違いだったと実感しました。

 

ホントに日野先生のワークショップはすごかったです。

 

費用も一コマ3,000円で安いですし、3コマ取るごとに割引も適用されます。

あと各ワークのはじめと終わりに、なんでも相談タイムを設けてくれるので、

自分の悩みをぶつけてみるだけでも、十分参加する価値はありますよ。

わたしみたいに叱咤されることはあると思いますが・・・

 

ワークショップを受ける前に、

大切なポイントをまとめた『考えるな、体にきけ!』

を読んでおくといいですよ。

特に「胸骨操作」は読む価値があります。

わたしの場合、胸骨操作で猫背が矯正できました。 

次の東京ワークショップは11月29日~12月2日にあるようなので、時間があったら

また参加しようと思います。 

 

あと、福岡、大阪、沖縄でもワークショップも毎年行っています。

詳しい日程はこちら↓

体と心 | 日本 | からだとこころ|身体表現|日野晃のワークショップ

 

また、医師・介護・看護・理学療法士・鍼灸師・整体師にむけた

「明鏡塾」というワークショップもあります。

 

現在、大阪・明鏡塾は11月23日(祝)、東京・明鏡塾は10月27日(土)

体験セミナーが行われます。

 

本気で自分を変えたい医師・介護関係者にはぜひご参考まで。 

www.meikyojuku.com

受講料は24万円と高価ですが、本当に人の役に立ちたい方にはやって損はありません。

 

わたしも「明鏡塾」体験セミナーに行ってきたので、

その様子を記事にしました。参考まで。 

www.social-walfare.work