30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

MENU

高齢者デイサービスの介護職が一番しんどいのは「お年寄りとのお話」だから、まず試してほしい3つの方法

f:id:social-walfare-work:20170807010041j:plain

高齢者デイサービス施設は、

利用者とお話しをしないといけない時間が結構あります。

 

基本、デイサービスの利用者は、在宅している人なので、

しっかりコミュニケーションがとれる人が多く、

相手がさみしさを感じさせないようにお話をする必要があります。

 

特に、送迎中の車内やおやつ後は場がシーンとしてしまうので、

スタッフが積極的にお話をして、盛り上げないと

お葬式のように静かになります。

最悪は「デイに来てもつまらない」と利用者からクレームも出ることも。

 

でも、デイサービスの職員にとって、お年寄りとのお話って一番しんどい仕事なんですよね。

 

大体、利用者とお話をしないといけない時間が、1日で平均1~2時間ほどあります。

それが毎日続くわけですから、わざと他の仕事を探して、

利用者との会話を避けるスタッフも少なくありません。

 

しかし、毎日続くこの苦痛から逃げるよりも、会話が苦手な自分を

克服する勇気を持たないと状況は全く変わりません。

 

なので、今回は会話が苦手な方に向けて、

試してほしい3つの方法を紹介します。

 

1、大きな声であいさつしてから、一言加える。

 

まず、大きな声であいさつを必ずしましょう。

あいさつは利用者と信用関係を作るうえでとても大切になります。

そして、そのあとに何か一言つけ加えてみましょう。

 

わたしの場合は、天気の話をすることが多いです。

夏場だったら、「今日は暑いですね」など

暑さを話題にしています。

 

あと、利用者さんがおしゃれな服を着ている、髪型を変えたことに

気づいたら、必ずそのことに触れてあげましょう。

利用者さんは小さな変化に気づいてくれると、とても喜んでくれます。

 

なにより、あいさつに一言加える習慣が身に付くと、利用者に

対して自然と興味が湧き、自身の観察力も養われるますよ。

 

2、わざと下手なフリをしてみる。

 

利用者さんとコミュニケーションするとき、

わたしは、わざと下手なフリをすることがあります。

 

例えば歌を唄うとき、わざと音程を外して下手に唄うと

どっと笑いが起きます。

 

また、利用者とトランプやオセロゲームをするときも

わたしはわざと負けるようにして、相手が勝利して

喜んでもらうようにしています。

 

これはフリではなく、マジな話ですが、

うちの10歳下の後輩は絵が絶望的に下手なので、

それを逆手にとって、利用者にその後輩が何を書いているか当ててもらうゲーム

をしました。

 

スタッフがわざと下手な姿を見せることは、利用者に安心感や笑いを与えてくれます。

でも、介護をするときは決して下手なフリはせず、マジメにやりましょう。

事故につながり、相手にも不安感を与えかねません。

メリハリをつけることが大切ですよ。

 

3、大きい声で、話しやすい人から会話をしてみる。

デイサービス職員が話すのをためらう理由として、

大勢の人の前で話をして、場を盛り上げないといけないという

プレッシャーがあると考えられます。

 

わたしも大勢の利用者を前にしてお話は苦手です。

だから、最初は自分が話しやすい利用者と話すようにしています。

 

そのとき、わたしは声を大きくして、周りの利用者にも話が

聞こえるように会話をします。利用者は他人の話でもしっかり

耳を傾けていて、会話の途中で他の利用者が話に加わり、場が盛り上がる

ことがあります。

 

利用者が話しやすい雰囲気をつくることが大切なポイントです。

だからこそ、周りに聞こえるように話していきましょう。

 

最後に

 

以前、特養老人ホームで働いていたとき、

ある職員が、「老人ホームは介護が大変だけど、利用者と

コミュニケーションしなくていいから楽」と言っていた

ことがありました。

 

ご存知のように、老人ホームの利用者は重度のハンディキャップを

負っており、しっかりとコミュニケーションを取れる人はあまりいません。

 

だから、デイサービスの利用者とはタイプが異なります。

 

介護の3Kの中に「キツイ」という言葉がありますが、実は介護職員にとって

利用者と会話をするのが、最大の「キツイ」ことではないでしょうか。