30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

MENU

褥瘡(じょくそう)って、放っておくと「死」につながる怖いキズなんですよね・・・

f:id:social-walfare-work:20171016003843j:plain

意外と知らない「褥瘡」の怖さ

介護業界ではおなじみの褥瘡(じょくそう) って、

よく耳にします。

 

しかし、褥瘡を放っておくと、死につながるケースがあるのはご存じでしょうか。

 

実は、介護職員でさえも「褥瘡」が命にかかわる傷だと

知っている人は少ないんですよ。

 

なので、今回は「褥瘡」の怖さについてお話します。

 

褥瘡は感染症を引きおこす 

 

褥瘡は「床ずれ」とも呼ばれるので、皮膚がベッドなどでこすれてできると

思っている人がいますが、実は違います。

 

褥瘡はある一定の部分が体重で長時間圧迫されることによって、血流が悪くなり、

皮膚が赤みを帯びるなどの症状を指します。

 

 

そのまま血流が滞ると酸素や栄養が送れなくなり、

傷は骨や筋肉にまで深く達してしまい・・・

 

その深くなった傷によって、細菌が血管や筋肉に侵入して、

「敗血症」や「筋膜炎」などの感染症を引き起こし、

最悪、亡くなってしまうことがあります。 

 

致死率も決して低くはありませんので、油断は禁物です。

 

褥瘡予防のポイント

褥瘡対策に一番大切なのは、

長時間、同じ部分が圧迫されないようにすることです。

 

だから、寝たきりになっている人、

ずっと同じ場所で座り続けている人には注意が必要です。

 

位置を変えてあげて、血流が滞らないようにしてあげましょう。

 

もちろん、お風呂に入って皮膚を清潔にすることも大切ですよ。

 

もし褥瘡になってしまったら

早期の褥瘡はただの虫刺されのような発赤に似ていて、

医療関係の人でないと発見しづらいものでもあります。

 

だから、知らぬ間に褥瘡ができていたということも

よくあります。

 

でも、褥瘡ができても進行がひどくなければ、

対応次第で改善できますので、しっかり褥瘡ケアをしていきましょう!

 

最近、褥瘡ケアで注目を集めている「デュオアクティブ」

という傷パットがあります。以前の記事でご紹介をしました。

 

www.social-walfare.work

 

デュオアクティブは褥瘡の部分に貼るだけで、

何もしないで自然と傷がふさがる画期的なものなんです。

 

意外とデュオアクティブを知らない人が多いので、

もし褥瘡で悩んでいる人がいたら、教えてあげるといいですよ。

 

さいごに

 

褥瘡の怖さをお話をしましたが、感染症を引きおこし、死に至ってしまう事実を

知っている人はあまりいません。

 

だから、褥瘡がありながらも「ベッドから起きたくない」

「ずっと座っていたい」と強く希望する高齢者を放置してしまう

こともあります。

 

個人の意思を尊重することも大切ですが、高齢者の命を守ることも

介護職には求められます。

 

もう一度、「褥瘡」を見つめなおして、

適切な対応を取れるようにしていきましょう!