30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

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国家資格・公認心理師が始まったけど、社会福祉士とかぶっている気が・・・

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公認心理師って知ってますか?

 

みなさん国家資格の公認心理師って、ご存知でしょうか。

 

平成27年に公認心理師法が成立し、

平成29年に施行され,日本初の心理職の国家資格として、

「公認心理師」制度が始まり、平成30年から試験が始まります。

 

しかし、

公認心理師を調べると、同じく国家資格である「社会福祉士」

と共通点が多く、本当に必要なのかと感じてしまいました。

 

今回は公認心理師について、お話していきます。

 

公認心理師とは

国家試験を行う「一般財団法人日本心理研修センター」では

公認心理師について以下のように述べています。

心理学に関する専門的知識及び技術をもって,心理に関する支援を要する方の心理状態を観察・分析し,関係する多職種との連携を図りながら支援を要する方やその関係者に対して助言・指導その他の心理に関する援助を行い,国民の心の健康の保持増進に寄与することを目的としています。

参考URL:Q&A | 公認心理師資格サイト

 

つまり、心理学をベースにして、

関係する多職種との連携をしながら、

心理に関する援助を行うのが公認心理師です。

 

そして、公認心理師は、文部科学省と厚生労働省との共同主体で、

制度全体をとりまとめています。 

 

あれ!?社会福祉士とあまりかわらないんじゃないの。

ここから本題です。

公認心理師と社会福祉士との共通点について考えていきます。

 

共通点その1、心理学を学ぶこと。

 

公認心理師で学ぶ科目の大半は心理学が占めていますが、

社会福祉士でも心理学は国家試験の出題範囲であり、

専門学校で基礎程度は習得しています。

 

また、社会福祉士の仕事は相談業務が主体なので、

資格習得後も「心理学」を学びながら、

実践で極めていくことも十分にできます。

 

共通点その2、関係する多職種との連携

 

公認心理師は「関係する多職種との連携をして」援助するとありますが、

この連携は社会福祉士においても、大切な要素です。

 

というか、公認心理師がソーシャルワークの範囲に入ってきているんです。

 

公認心理師の連携による援助が、今まで

その連携をウリにして専門性を発揮していた社会福祉士と内容が重なり、

社会福祉士の存在そのものが危うくなります。

 

これから、相談職になりたい人も

「公認心理師」と「社会福祉士」の区別がつかないので、

どっちの国家資格をとっていいのか迷う可能性もでてくるでしょう。

 

ぶっちゃけ、ただでさえ知名度の低い社会福祉士に、

公認心理師が登場することはあまり好ましくないですね。

 

さいごに

 

今回は公認心理師について取り上げてみました。

 

さっきあげた以外にも、両社とも名称独占の資格であり、

仕事の分野も保健医療、福祉、教育などかぶるところが

多くあり、わたしは全く必要性を感じません。

 

また、心理カウンセラーの民間資格「臨床心理士」というのもあり、

そこそこ知名度があるので、公認心理師の登場で

受験者が混乱しなければいいなぁと願います。