30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

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2020年東京オリンピックは、社会福祉士が活躍する絶好のチャンスじゃないのかなぁ。

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はじめに

 

2020年の

東京オリンピック・パラリンピック

が迫ってきました。

 

この大会を成功させるには、

多くの人の支援が必要であり、

ボランティアは欠かせません。

 

現在、東京都と組織委員会が中心となり、

東京オリンピック・パラリンピックに

向けて、9万人以上のボランティアを

動員しようと計画中です。

 

そして、

競技会場、選手村などのサポートや

国内外からの旅行者への案内ボランティアを

募っています。

 

あまり知られていませんが、

ボランティア事業って

社会福祉士の得意分野です。

 

だから、2020年東京五輪の

ボランティア事業が

世界中に社会福祉士」

をアピールする

絶好のチャンスのはず。

 

そんな視点で東京五輪を考えていきます。

 

社会福祉士とボランティア事業の関係

社会福祉士は相談職、心理カウンセラーのイメージがありますが、

ボランティア事業も対象としています。

 

そもそも社会福祉士のルーツは

イギリスのCOS(慈善組織協会)にあります。

 

19世紀前後、COSは個々で行っていたボランティア活動をまとめて、

広く支援がいくように調整をしたり、

ボランティア育成も行ったりしていました。

 

つまり、ボランティア事業の司令塔だったんです。

 

やがてCOSの活動がソーシャルワークとして発展し、

現在、社会福祉士もその理論を学び、職場で実践をしています。

 

詳細は以下の記事で書いてあります。ご参考まで。 

www.social-walfare.work

 

社会福祉士も東京五輪のボランティアに関わるべき

 

社会福祉士はボランティア事業から発展してきた歴史があり、

今も「ボランティアの司令塔」としての技術を学校で

習得しています。

 

2020年の東京五輪ボランティア事業は

まさに社会福祉士の力を発揮できる絶好のチャンスなんです。

 

東京都と組織委員会が9万人のボランティアを

動員するのはとても大変なことなので、

日本社会福祉士会が率先して、協力を提案してもいいかと思います。

 

あと、社会福祉士には「社会正義」という価値観があり、

平和を象徴するオリンピックにとてもマッチしています。

 

特に障がい者を対象にしたパラリンピックは

障がい者施設で働く社会福祉士と連携することで、

選手に最高のパフォーマンスを発揮できる環境を

支援できるはずです。

 

やっぱり、社会福祉士はもっと東京五輪に関わるべきですよ!

 

さいごに

社会福祉士は「ボランティアの司令塔」という役割もあり、

東京五輪ボランティア事業でも発揮できるはずです。

 

そして、社会福祉士の「社会正義」という価値観が

平和を象徴するオリンピックと相性は良いので、

もっと社会福祉士はボランティア事業に

興味を持ってもいいのではないでしょうか。

 

そうすれば、知名度の低い「社会福祉士」を世界中に知ってもらう

いい機会になるはずです。

 

ちなみに、2019年夏から東京五輪のボランティアを募集

するようですよ。興味がある方はこちら↓

tokyo2020.jp