30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

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「インスタ映え」から分析する、見た目の良い写真だけを求める社会

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流行語「インスタ映え」とは

 

2017年の流行語大賞に輝いた「インスタ映え」

 

東京都内を中心に、インスタ映えを狙ったスポットや

食べ物などが話題になりました。

 

ちなみに「インスタ」とは、Instagram(インスタグラム)の略で、

インターネット上で、写真、動画を共有する無料のアプリケーションです。

 

また、投稿した写真・動画に他のユーザーが

「いいね!」と評価するシステムが特徴で、

一般人だけでなく、海外のセレブや芸能人も多く利用しています。

 

そのインスタグラムで、多くの人を引きつける

”見映え”が良いスポットや食べ物などを

俗に「インスタ映え」と呼んでいます。

 

インスタ映えはどんどん広がっているけれど・・・

 

この流行はどんどん広がりを見せ、

2017年3月時点でインスタグラムにおける

国内のユーザー数は1294万人にも上っています。

 

また、綺麗な写真のために、わざと派手なポーズをしたり、

スマホのアプリを使って写真を加工する

「盛り」という言葉も出てきました。

 

さらに、ビジネス業界にも大きな影響を与え、

インスタ映え用の商品も出ています。

 

例えば、2017年に発売された文房具『レフ板の付いたリングノート』は

ヒット商品になりました。

 

しかし、このインスタ映えの流行には

ある問題が隠れています。

 

それは

インスタ映えの投稿を続けないと、

他のユーザーとの交流が絶えてしまうことです。

 

いわば、インスタ映えの共有によって、大きなコミュニティーが

形成され、それを維持するためにユーザーは

見た目の良い写真・動画の投稿を続けています。

 

この仲間外れにされたくないという気持ちが

プレッシャーとして表れている気がします。

 

インスタ映えにみえる『美しい⇔醜い』という見方

 

もう一つ問題点があります。

 

それは、インスタ映えを意識するあまり、

「見た目の美しさ」だけしか、写真に求めていない所です。

 

写真って、見た目だけでなく、

記念や思い出を残すことにも意味があるはず・・・

 

しかし、そんな見映えの無い写真には、

価値を求めなくなっている気がするのです。

 

言わば、インスタ映えの流行は、物事を「美しい」と「醜い」で判断し、

醜いものを排除したい人々の気持ちを反映しているのではないでしょうか。

 

幸い、現在、インスタ映えに疲れる人たちが増え、

このブームは終わりを見せているようです。

参考記事: .jp/articles/-/162909

 

しかし、ブームが去っても、美しいことを称賛し、

醜いものが排除したい気持ちは残ったままです。

 

もはや、インスタ映えというものはただの流行として

捉えるのではなく、その背後にある「美しい⇔醜い」

という見方を反省した方がいいのではないでしょうか。