30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

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「もみほぐし」を宣伝するリラクゼーション店は気軽に利用すると危ない

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「もみほぐし」を謳うリラクゼーション店にある問題とは

最近、日常や仕事での疲れを癒すために

「もみほぐし」を宣伝するリラクゼーションの店舗をよくみかけます。

 

ネットで「もみほぐし、店舗」と検索すると

多くの店がヒットするほどです。 

 

何より「もみほぐし」の店舗は低価格で、

営業時間も深夜遅くまでやっているため、

コンビニ感覚で立ち寄れる気軽さがあります。

 

しかし、

安易な気持ちで「もみほぐし」を受けるのは、

とても危険なことなんですよ・・・

 

実は「もみほぐし」のサービスを受けて、

骨折や脊髄損傷など救急車を呼ぶほどの

被害にあうケースが出ています。

 

このような事故に巻き込まれないように、

簡単にポイントをまとめてみました。 

 

「もみほぐし」と宣伝する本当の理由

そもそも「もみほぐし」というのは

マッサージと同じ意味で用いられています。

 

でも、なぜ「マッサージ」と呼ばずに

「もみほぐし」と宣伝するのでしょうか。

 

それは、「マッサージ」と宣伝してしまうと

無資格のマッサージ師が働けなくなってしまうからです。

 

実は「マッサージ」というのは、法律で

医者、あん摩マッサージ指圧師の有資格者でないと

できないと定められています。

 

しかし、「マッサージ」というのは

ハッキリとした定義がないので、

「もみほぐし」など別の言葉にいい変えれば、

無資格でもマッサージ業ができてしまうのです・・・

 

「もみほぐし」の利用は慎重に・・・

 

「もみほぐし」の店舗は、

無資格の人がマッサージ業を行えるので、

骨折、脊髄損傷など重傷になるケースも問題になっています。

 

当然、無資格の人は社内研修を受けて、数ヶ月で技術を学んでから、施術をします。

 

ただ、あんま師のように、数年間かけて習得するマッサージの技術を、

数か月という短期間で身につけるのは

とても無茶な行為です。

 

なので、「もみほぐし」を宣伝する

リラクゼーション店は気軽に利用しない方がいいでしょう。

 

しかし、無資格だからこそ、

低価格が実現できており、

その中でも、実力のあるセラピストはいますので、

絶対、利用してはいけないと思っていません。

 

無資格のマッサージ師に

施術を受けるリスクを知ったうえで、

慎重に選ぶようにしてください。

 

最後に

今回は「もみほぐし」を宣伝するリラクゼーション店について

お話をしました。

 

「もみほぐし」のような「マッサージ」と同じ意味を使っている

お店を見かけたら、無資格の人がやっている可能性が高いです。

 

そのような店は骨折などのケガも問題になっていますので、

安さに惑わさらず、よく考えてから利用した方がいいでしょう。