30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

ブログタイトル

社会福祉士の合格を目標に勉強してどうするの?

f:id:social-walfare-work:20180504003048j:plain

はじめに

突然ですが、みなさん

社会福祉士の試験に合格したいですか。

 

よく社会福祉士のブログでよく見かけるフレーズですね。

 

これを励みに、試験勉強のやる気をアップしようとする人は

多いのではと思います・・・

 

しかし、「社会福祉士に合格したい」を最終目標に

すると、受験テクニックや過去問を覚えるなど

点数を取ることに意識が行くため、本当の実力は身に付きません。

 

今回は「社会福祉士の合格」を掲げて、

試験勉強をすることについて、お話をしていきます。

 

社会福祉士の資格は道具

そもそも、社会福祉士の合格を目指してどうするのか。

その理由がとても曖昧な気がします。

 

社会福祉士は資格ですが、いわば道具です。

 

悩みを抱えるクライアントにとって、

「自分は社会福祉士を持っています」と言っても、

そんなことはどうでもいいこと・・・

 

クライアントの問題を解決できるスキルがなければ、

資格を取っても何の役にも立ちません。

 

一番大切なのは「この資格で何をしたいのか」です。

 

大まかに言えば、社会福祉士は児童・障がい者・高齢者など

社会で弱い立場にある方の役に立つためにあります。

 

なぜ社会福祉士を目指すのか・・・

その動機をはっきりさせることで

試験勉強へのやる気につなげることができます。

 

スキルアップを目的に、勉強してどうするの?

 

社会福祉士の合格を目指す人の中には、

自分のスキルアップのために頑張る方もいます。

 

合格を目指して、スキルアップのために学習することは

いいことだと思います。

 

しかし、「合格後に何をしたいか」分からないと

合格をした途端、社会福祉士の学習は終わってしまいます。

 

やはり、合格が目的になると、資格取得で、

自分がスキルアップした気分を味わえるので、

そのまま自己満足で終わってしまうのでしょう。

 

そこから、新たなスキルアップとして、

ケアマネージャー、心理カウンセラーなど

新しい資格に挑戦する人もいます・・・

 

でも、社会福祉士の仕事範囲は幅広く、

国家試験に受かっただけでは

実際の現場では全く通用しません。

 

だから、複数の資格を取るよりも、

社会福祉士の勉強で学んだ知識を生かして

現場で実践することが大切です。

 

最後に

 

 「社会福祉士の合格」を目指して頑張る前に

なぜ社会福祉士を目指すのか、

その動機をハッキリさせることが大切です。

 

もし、動機が見つからなければ、

ボランティア活動に参加する、実際にソーシャルワーカーに

あってみるのもいいと思います。

 

あと、スキルアップを狙って、

いろんな資格を取るのもいいですが、程ほどに・・・

 

資格は持っていると就職の際、役立つと言われていますが、

社会福祉士の場合はあまり期待しない方が良いですよ。