30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

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これから社会福祉士を目指す人へ伝えたい3つのこと。

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 はじめに

 

社会福祉士の国家試験は合格率が30%前後で決して

簡単なものではなく、また社会福祉士の養成学校を

卒業しないといけません。

 

社会人にとって、学校に通いながら試験勉強は大変ですし、

出題範囲の多さから、モチベーションが上がらない方もいると思います。

 

そんな社会福祉士を目指す方に向けて伝えたい、

3つの大切なことをお話します。

 

1、初心を忘れてはいけない

 

そもそもなぜ社会福祉士になりたいと思ったのでしょうか。

 

大半の方は利用者・患者を良くしたい、笑顔をみたい、役に立ちたい

という気持ちがあったからだと私は思います。

 

でも、試験勉強を続けると、合格が目標となり、

初心を忘れてしまいがちです。

 

また、同じく仕事でも慣れていくと、効率重視になったり、

忙しさで雑な対応になります。

 

自分は「社会福祉士」になろうとしたのか、

その初心を明確にすることが大切です。

 

勉強や仕事でつまずいたとき、初心を振り返ることで、

また頑張れるようになります。

 

2、資格に受かることがすべてじゃない!

 

2018年に行われた社会福祉士試験では合格点が

例年より高い99点となり、合格と思っていた受験生が

ショックを受ける事態がありました。

 

たしかに不合格はツラいものです・・・

 

しかし、試験はあくまでも通過点であり

不合格が社会福祉士の素質がないということではありません。

 

逆に社会福祉士に合格しても、その学んだことが

現場で使えないこともあります。

 

だから、目先の国家試験だけにとらわれず、

現場で使える力が身に付くような学習が大切です。

 

実践的なスキルを身につけたいのなら、過去問を覚えるより、

地域のコミュニティ活動、ボランティアに参加といいでしょう。

 

また現役のソーシャルワーカーに会うことも

いい刺激になりますよ。

 

3、合格後も、社会福祉士の能力を高める努力をする

 

社会福祉士の試験に合格しても、これで終わりではありません。

 

社会福祉士はつねにアップデートされる職種であり、

合格後も自身の能力を上げる必要があります。

 

受かった後は社会福祉士会に入会して、基礎研修を受けるのもいいし、

相談員の仕事をしながら、自己学習に励むのもいいでしょう。

 

ただし、「介護福祉士」「ケアマネジャー」など

別の資格試験に挑戦するのはあまりおすすめできません。

 

それはソーシャルワークは現場でしか学ぶことができないからです。

 

自分の人生でこの資格が今必要と思ったら取った方が良いですが、

そうでなければ、容易に新しい資格に飛びつくのはやめましょう。

 

まずは、ソーシャルワーカーとして相談職の仕事に就いて、

自分自身の経験値を上げることが大切です。