30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

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あなたのボランティア活動が迷惑になる!?ボランティアで知るべき4つのこと

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「英語を生かして海外ボランティアをしたい」

「震災にあった人達に何か協力したい」

「大学生で空いた時間をボランティア活動に使いたい」

 

そんな感じで、ボランティア活動に興味がある方は、

本当に素晴らしいです。

 

しかし、何も知らないでボランティアをすると、

相手に迷惑をかけてしまうこともあります。

 

今回はボランティアに参加する前に

知るべき4つのことについて説明してみました。

 

1、報酬を期待しない

 

2020年の東京オリンピックでは経費削減のため、

8万人規模の国内ボランティアを募集しました。

 

そのボランティアの募集内容では、

無報酬、交通費やホテル代も自腹が話題となり、

「ブラック企業だ」と炎上状態に・・・

 

でも、その考えはおかしいです。

 

ボランティア活動は基本的に報酬はありません。

 

確かに「有償ボランティア」という報酬がもらえる活動もありますが、

報酬が目当てに参加することはダメです。

 

なので、まずボランティアは無償であり、ある程度

お金を支払う前提で参加しましょう。

 

2、善意を押し付けしない

 

これはボランティアだけでなく、介護の分野でも

本当によくあることで注意してほしい所です。

 

ボランティアをしたい気持ちはとてもいいことですが、

相手のことを考えないで活動すると、おせっかいになります。

 

例えば、フェイスブックで震災にあった人に折り鶴を送ろうとする活動に

対して、「もらっても困るだけ、くれるなら食料や水がほしい

と苦痛のコメントをみかけたことがあります。

 

また、援助を受ける側は本当のことはいえません。

 

せっかく善意で行っている相手に「迷惑だ」と言うのは、

あまりにも失礼と思うからです。

 

このような善意の押し付けは、自分が良いことしていると自己満足で終わってしまいます。

 

だから、援助する側は必要以上に相手の気持ちに踏み込まないように気をつけましょう。

 

3、運営する側に迷惑をかけない

 

ボランティア活動をするとき、

ボランティア団体に加わる方もいると思います。

 

その場合はゼッタイ運営側に迷惑をかけないようにしましょう。

 

最低限、ボランティア運営側のルールには必ず守ること。

 

それができなければ、

やめた方が良いでしょう。

 

運営側にとって、ボランティアを活用することはとても大変で、

その教育に多くの手間とお金をかけています。

 

もし、ボランティアが勝手ルールを破り、

相手を傷つけてしまったら、運営側にとっても大変迷惑です。

 

なので、ボランティア運営側に対して、

負担がかからないように

協力する気持ちを持ちましょう。

 

4、ボランティア保険の加入を考える

 

みなさんはボランティアにも保険があるのはご存知でしょうか。

 

例えば、震災ボランティアでゴミの処理をしているとき、

ケガのリスクがありますので、保険の加入を検討するのはとても大切なことです。

 

中には、

保険に入る必要はない事業もありますが、

震災や海外ボランティアでは感染症やケガのリスクを考え、保険の加入を検討したほうがいいでしょう。

 

最後に

 

・報酬を期待しない

・善意を押し付けない

・ボランティア運営側に迷惑をかけない

・ボランティア保険の加入

 

この4つがボランティア活動をする前に大切なことになります。

 

ボランティア活動に参加する気持ちはとてもスゴイことですが、

自己満足で終わらないように、気を付けましょう!