30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

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社会福祉士試験の基礎問で確実に60%の点数を目指すより、残り40%の難問を解く重要性

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社会福祉士の試験では合格ラインが

総得点の60%が基準とされています。

 

多くの受験生がいい点数を取るためは、

基礎レベルの問題を落とさないことが大切です。

 

だから、頻出のキーワード、過去問をひたすら覚えて

確実に60%の正解率に近づけていくのが、

よくある勉強方法かと思います。

 

しかし、残された40%の難問を解く方が、

分かったとき、得られる知識が圧倒的に多いです。

 

今回は、試験ではよく嫌われる難問について、

改めて考えてみました。

 

難問を解くと基礎問題も分かる

 

社会福祉士試験で「難問」と呼ばれるのは

・今まで出たことがない

・基礎問より深い内容を問われる

という要素を含んでいます。

 

頭のいい人は、頑張って難問を解いても、

所詮「1点」だから、スルーして、

確実に取れる基礎問題をおさえた方が効率的と

思うかもしれません。

 

しかし、難問を解くことは無駄ではないです。

 

難問は深い内容を問われている分、

いろんなキーワードが結びついています。

 

なので、難問を解くことで、よく試験に出る基礎問題も

一緒に解けるようになるんです。

 

例えば、以前、紹介したCOSの記事。 

www.social-walfare.work

 

これは実際に社会福祉士試験で問われたものを

ベースにして書いたものです。

 

COSを調べていく中で、コミュニティワーク、リッチモンド、

セツルメント運動、岡村重夫など重要ワードが出てきました。

 

難問を理解できれば、基礎用語も合わせて覚えることが

でき、ひたすらに暗記するよりも効果があります。

 

分かるまで徹底的に調べよう!

 

難問を解くためには、

自分が納得できるまで、徹底的に調べる事が大切です。

 

過去問の解説を読むだけで分かったつもり

になってはいけません。

 

インターネットや関連書籍などを活用し、

分からない・疑問に思うことを調べましょう。

 

あと、授業でも疑問に思ったことは、

先生に質問するクセを付けた方がいいです。

 

最初は「なんも質問が思い浮かばない」となりがちですが、

そこで諦めたら終わり。

 

自分にプレッシャーを与えて、なんでもいいから

質問を見つけ出す姿勢が大切です。

 

これを続けることによって、

自分の知識の幅を広げ、試験でも通用するレベルまで

達することができます。

 

まとめ

 

社会福祉士試験で難問を解く重要性を

紹介してみました。

 

難問は解いても、1点の価値しかないから、

確実に基礎問で稼ごうとするのもいいでしょう。

 

しかし、難問を解くことで、

その基礎問が一気に分かることがあるんです。

 

社会福祉士の試験問題は重要なワードが関連しており、

一つのことを徹底的に調べるだけで、

たくさんのことを学べます。

 

何より、難問を解くには

徹底的に調べことがポイントです!

 

一見、時間がかかり非効率な方法かもしれませんが、

深い内容を問う社会福祉士の試験では、

とても大切ではないかと思います。