30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

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2019年の社会福祉士試験問題は「過去問ひたすら勉強法」からの転機と考えるべき

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2019年2月に

31回目の社会福祉士の試験がありました。

 

受験された方はお疲れ様です。

 

わたしも、

前年(2018年)の試験は通年より高い

合格点99点と波紋を広げた騒動も記事にしており、

今年の試験内容に興味を持っていました。  

www.social-walfare.work

 

ツイッターやまとめサイトなど限られた情報だけですが、

2019年の社会福祉士試験についていろいろ書いてみました。

 

2019年社会福祉士試験で分かったこと

 

2019年の試験問題はとても鮮度の高い問題が

目立っており、2018年に出た最新のデータを使った問題も

ありました。

 

特に凄かったのは、「現代社会と福祉」の分野で

今、問題となっているヘイトスピーチを扱っていたところです。

 

他にも、LGBTのような「セクシャルマイノリティ」の

問題など未出題の問題が多くみられ、 

よくブログで見かける「過去問ひたすら勉強法」では、

対応できない問題が増えてきたかなと思いました。

 

そして、今年の試験は時事問題や最新データを使って

受験生の実力を試されるようになったのが、

特徴だったといえます。

 

「過去問ひたすら勉強法」の限界

 

もはや入試問題をひたすら解いて、

出題傾向をつかむ勉強方法は

誰もがやっている王道です。

 

2018年の試験で合格点が急上昇した原因も、

「過去問ひたすら勉強法」にあると

出題側が考えるのは当たり前で・・・

 

最新の情報を用いた問題で、

過去問暗記するだけの人を落として、

合格ボーダーラインを下げるのは、

当然の対応と言えるでしょう。

 

今後の試験も、過去問中心とした勉強では

通用しない問題を出してくる可能性は高いでしょう。

 

そういう意味で、

2019年の社会福祉士試験問題は「過去問ひたすら勉強法」への

警鐘と考えるべきだと思います。

 

これからは社会福祉士として日頃から物事を見ている、

暗記だけでなく深い学習を行うなど、地道に頑張ってきた人が

合格できる試験になっていくでしょうね。

 

まとめ

2019年の社会福祉士試験問題は

最新のデータを使った問題が例年より多く見られました。

 

運営側は、過去問を中心とした勉強では通用しない問題

を出して、受験生の実力を問う傾向を強く感じました。

 

なので、2019年の社会福祉士試験問題は

「過去問ひたすら勉強法」の転機と考えるべきでしょう。

 

もちろん、過去問で傾向をつかむのは大切ですが、

それだけでは不十分です。

 

社会福祉士として日頃から物事を見ている、

暗記だけで留まらず、深い学習を行うことが

ポイントになるでしょう。

 

わたしは過去問中心勉強に偏り、社会福祉士として

必要な力が育たないと感じるので、

2019年の試験はとても良かったと思います。

 

また「過去問ひたすら勉強法」について

わたしの見解を書いています。参考まで。 

www.social-walfare.work