30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

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法務省はヘイトスピーチを解消するよりも、不法滞在者への対応を改めるべきじゃないの

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最近、公民館に行くと法務省の

ヘイトスピーチに関しての黄色いポスターを見かけます。

 

第31回社会福祉士試験でもヘイトスピーチ解消法

が出題されたので、ご存知の方も多いかもしれません。

 

外国人に向けたヘイトスピーチはとても品がなく、

残念に感じてしまいます。

 

しかし、法務省は不法滞在中の外国人に対して

ヘイトスピーチよりもひどい扱いを受けている

現状をご存知でしょうか。

 

今回はヘイトスピーチと不法滞在の外国人について

考えていこうと思います。

 

ヘイトスピーチとは

 

ヘイトスピーチとは「憎悪表現」と呼ばれ、

人種などの違いで暴力や差別を煽る行為とされています。

 

ほとんどの先進国では刑事罰になっているヘイトスピーチですが、

日本では刑事罰になる法律はありません。

 

社会福祉士の試験で出題された「ヘイトスピーチ解消法」も

刑事罰にはならず、他の国に比べると対応が遅いといえます。

 

ヘイトスピーチを罰則にできない理由

 

なぜ日本はヘイトスピーチを刑事罰にしないのでしょうか。

 

それは「表現の自由」だから、できないようです。

 

でも、他人の尊厳を傷つけるヘイトスピーチを

表現の自由と言ってしまうのも、おかしい話ですけどね・・・

 

あと、この法律は日本に不法滞在する外国人などは

対象外なので、極論、犯罪者に対してのヘイトスピーチは

行っても問われないと解釈できます。

 

そして、2016年にヘイトスピーチ解消法は施行され、

法務省が中心となって啓発に取り組んでいます。

 

しかし、法務省もヘイトスピーチ以上に

外国人にひどいことをしているんです。

 

ヘイトよりひどい入国管理センター 

 

みなさんは入国管理センターというのはご存知でしょうか。

 

入国管理センターは不法滞在中の外国人を

一時的に収容する施設で、法務省が管轄し、全国に3か所存在します。

 

実際、ここで収容されている外国人が

長期にわたり職員に暴言や暴力を受けているんです。

 

また、外の景色が見えず、病気が悪化しても

十分な医療を受けることもできません。

 

しかも、法務省は収容の期間を自由に延長できてしまいます。

 

そんな地獄のような環境で、自殺を試みる人たち多くいるんですね。

 

だから、

法務省はヘイトスピーチを解消するよりも、

不法滞在者への対応を改めるべきじゃないの。

と思ってしまいます。

 

実際の現場状況はこの記事で確認できますので、

興味がある方はぜひ読んでみてください。

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