腰痛は薬やマッサージに頼らなくても改善できる!
みなさんは腰痛に悩まされたことはありませんか。
特に介護をしている人にとって労災の対象になりやすく、
深刻化すると仕事を引退することもありえます・・・
わたしも長い間、腰痛に悩まされていた介護職の一人です。
自主的にストレッチや体操を行ったり、
コルセットを巻いたりしてました。
時には腹筋トレーニングやツボを押したりして予防やケアをしていました。
しかし、いろいろ試してもなかなか良くならず、
毎週に一回、接骨院の治療を受けていました。
そこは治療費が3000円もする所なんですが、
2年以上通っても全く改善する気配がなく・・・
あまりにもお金がかかるのイヤになり、
自力で良くする方法を探すようになりました。
そして、いろいろ腰痛対策を試した結果、
現在では腰痛がなくなり、接骨院に行かなくても大丈夫になりました!
今回は腰痛をしないための大切な3つのことをお話しします。
1、腰痛のほとんどが「錯覚」だと自覚する。
みなさんは腰痛のほとんどは原因が不明なのはご存じでしょうか。
厚生労働省の調査によると、
医師の診察で原因が特定できない腰痛は85% というデータがあります。
腰痛のほとんどは脳の錯覚からきており、
痛みの原因が錯覚だと気づくことで腰痛は改善できます。
その例として、芸人・明石家さんまさんが重い荷物持ち上げたとき、
ぎっくり腰を一瞬で治した話をご紹介。
さんまさんはぎっくり腰になると感じた時、「アッー」と叫んで、おもいっきり背を反らしたら、すぐ腰痛が解消しました。
ご本人曰く、伸ばした瞬間はものすごく痛いけど、そのあとは腰痛がなくなって普段通り仕事ができたそうです。
しかし、ほとんどの人は痛みが出てきた瞬間、その痛みが錯覚なのに、本当だと思い込んでしまうのです。
だから、腰痛をなおすためには、まず自分の意識を変える勇気をもちましょう。
最近は筋トレやマッサージよりも、どこに痛みを感じるか探っていく方が
効果があるとされているようです。
「意識を変えるだけで腰痛が治るわけがない」と疑っていたら、
まず腰痛は解決しませんよ。
しかし、腰痛の中には病院でないと治らない腰痛もありますので、ご注意を。
2、体重を適度に落とす
たとえ意識が変わっても、太っていたら、腰の負担は高くなります。
体重増加も腰痛の原因に含まれます。
体重のある方はダイエットをして、腰の負担を減らしましょう。
わたしも腰痛で悩んでいたときは体重が75kgあり、
接骨院でマッサージを受けても、腰痛は軽減するもまたひどくなっていきました。
しかし、ダイエットして67kgまで7kg減量したところ・・・。
なんと、腰のコリが少なくなり、腰痛に悩まされることがなくなりました!
肥満度が高い人ほどその効果は絶大です。
腰痛と肥満に悩む人はまずダイエットをした方が体が楽になりますよ。
でも、ダイエットを成功するためにはモチベーションが大切ですので、
参考として、わたしがダイエットをするきっかけになった本をご紹介します。
この本では朝食にニンジンとりんごを混ぜたジュースだけで、
夕飯は好きなものを食べていいという簡単なダイエットを紹介しています。
また空腹のメリットについて詳しく書かれているので、
一度読んでみると、ダイエットをしたくなる一冊です。
3、腸腰(ちょうよう)筋をストレッチする
腰痛の原因は「腸腰筋」(ちょうようきん)という筋肉が大きくかかわっています。
大腰筋とその腹側にある小腰筋、腸骨筋をあわせて「腸腰筋」と呼びます。
股関節を動かすのが主な役割です。
腸腰筋はお腹の深いところにあるインナーマッスルで、
マッサージにおいて、ほぐしにくい部分でもあります。
だから、接骨院で治療やマッサージを受けたけど、まったく痛みが取れていない。
また、腰の奥に痛みを感じる方は腸腰筋が原因かもしれません。
腸腰筋をストレッチすることで、腰痛改善を図っていきましょう。
腸腰筋のストレッチや筋トレにはいろんな方法がありますが・・・
わたしの場合、腕立ての姿勢をキープするやり方が効果ありました。
オススメする腸腰筋のストレッチ
「腕立て伏せ」の状態で体重を支えていきます。
その時、ひざはつけておきましょう。
そこで気を付けるポイントは4つ。
①顔は前を向き、少しあごを引く。
②うでは伸ばし切らずに、ひじを少し曲げる。
③背中は曲げない。
④お腹に力をいれる。
この姿勢のまま、しばらくキープします。
かなりしんどいですが、
これで腸腰筋がストレッチできます。
慣れてきたら、ひざをあげて、この状態をキープしてみましょう。
かなりシンドイですがもっと伸びますよ。
このストレッチをしたら、腰痛が完全になくなり、姿勢もよくなりました。
もし、腕立てが難しい方はもっと簡単な方法が以下の記事で書かれています。
ご参考まで。
まとめ
腰痛はホントに苦しんでいる人が多いですが、
この3つのことをおさえてもらええれば自力で解決できてします。
とりあえず、「やってみよう」と思う気持ちが大切です。
最初は信じられないかもしれませんが、やってみてください。
あと、これだけで多くの腰痛は対応できると思いますが、
病院での治療でないと治せない腰痛もありますので、
十分ご注意くださいね。