30代になった社会福祉士・しげKickのブログ

昭和60年生まれ社会福祉士のしげkickです。福祉や医療関係、その他ゆるく書いていきます。

ブログタイトル

剣道のガッツポーズ禁止ってバイスティックの原則「統制された情緒関与」と思う件

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わたしは高校時代、剣道部に所属していまして、

下手ながらも剣道2段を取得しています。

 

今回は剣道をソーシャルワークの視点で

考えてみようと思います。

 

剣道でガッツポーズはNG

 

剣道では相手の面、小手、胴、突き

どちらかの部位を竹刀で当てると「一本」となり、

先に2本決めると勝利となります。

 

しかし、一本を決めた時、

思わずガッツポーズを決めると取り消しになるんです!

 

ほとんどのスポーツはガッツポーズをしても問題になりません。

 

しかし、剣道には「残心」という言葉があり、

技が決まっても、気を抜かない姿勢基本としています。

 

一本決めてガッツポーズをされたら、

負けた相手は良い気持ちがしませんよね。

 

なんか「おごっている」ような感じがあり、

一瞬、友達になりたくないと思ってしまうかも・・・

 

そういう意味で、ガッツポーズをしないことは、

相手に対して尊重する態度にもつながるんです。

 

ソーシャルワークも残心が大切

 

剣道ではどんなに技術が上手くても、

心ができていないとダメなスポーツです。 

 

どんな時も、心を途切らせない「残心」が大切であり、

同時に相手を思いやる事につながっています。

 

また、試合中のガッツポーズもそうですが、負けた時に

悔しくて竹刀で床を叩きつける人もみかけます。

 

これも残心がない態度です。

 

このような感情に支配され、心が途切れた状態は、

周りの人を嫌な気持ちにさせてしまいます。

 

だから、自分の心を鍛えて、

どんな時も冷静さを失わないことが大切です。

 

これはソーシャルワークでも同じことが言えます。

 

相談援助技術におけるバイスティックの7原則に

「統制された情緒関与」 という考えがあるのはご存知でしょうか。

 

統制された情緒関与とは、

「ワーカーが相談者の感情に呑み込まれないこと」

とあり、ソーシャルワークにおける大切な要素とされています。

 

裏を返して言えば、

ワーカーの心が弱いと相手に振り回されるということです。

 

 

「残心」と「統制された情緒関与」は両方とも

自身の心にポイントがあり、周りにも影響を与えるものになります。

 

心を鍛えるにはどうするの

 

剣道のガッツポーズや統制された情緒関与は

自身の心の在り方が関係しています。

 

だから、どんな時も「残心」ができるように

心を鍛えていかないといけません。

 

剣道では寒い中で稽古をしたり、

先輩や先生を敬い、礼儀作法を通して心を鍛えます。

  

一方、ソーシャルワーカーには「自己覚知」という

自分の心を観察する方法があります。

 

どちらとも、真剣に自分と向き合うことがポイントです。

  

仕事において、若いうちは失敗を恐れずに

いろいろやってみることもいいでしょうね。

 

まとめ

 

剣道のガッツポーズは「残心」がない状態です。

 

このような気持ちが途切れている状態は、相手への失礼な態度と

つながり、不快にさせる原因にもなります。

 

だから、剣道はどんな時も油断しないような

心を鍛える必要があるんです。

 

また、「残心」はソーシャルワークにおける

「統制された情緒関与」と関連しています。

 

ワーカーも心を鍛えるために

「自己覚知」という方法があるんです。

 

「自己覚知」については、

詳しく書いてある記事があります。参考まで。 

www.social-walfare.work

 

 

チームワークを良くするために、リーダーは見栄を張っちゃいけない

チームワークを考えるとき、

何と言っても、リーダーは欠かせないものです。

 

わたしは高齢者介護でリーダーとして、

6年ほど勤めていますが、

最初の1~2年は多くの失敗をしました。

 

上司に「普通の会社じゃクビにしてもおかしくない」

言われたくらいです。

 

その時は、本当に苦しくて、

ツラかった・・・

 

しかし、負けずにひとつずつ課題をクリアして、

何とかリーダーとして頑張っています。

 

今回は、「チームワーク」をよくするために

リーダーは何をするべきか、わたしの経験をもとに

考えてみました。

 

リーダーは見栄を張ってはいけない

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初めてリーダーを任されたとき、スタッフの

見本になるような仕事をしようと思っていました。

 

立派な姿を見せることができたら、

スタッフはわたしについてきてくれる!

 

そんな気持ちで仕事に打ち込んでいました。

 

しかし、リーダーだから

「しっかりしなければならない」と思う反面、

見栄を張ることも増えました。

 

自分ができないことを「できる」と言って

ごまかしたり、仕事のミスを認めることができず、

スタッフのせいにしたり・・・

 

そんな見栄を張っていたら、

スタッフの信用がガタ落ちになっていました。

 

失った信用を取り戻すためにした2つの事

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わたしは、失ったスタッフ信頼をどうやって取り戻すか

ものすごく考えました。

 

そして、信用を回復するために行ったことは2つあります。

 

1つ目は、自分ができないことは見栄を張らずに

素直に「できない」と受け入れること。

 

いわゆる、

ソーシャルワーク技術における「受容」です。

 

今までは、できない仕事をできると言い張って、

ミスをして、周りに迷惑をかけていました。

 

しかし、「自分ができないこと」を受容できると、

相手にその仕事を振ることが簡単になり、

チームを動かすことができるようになりました。

  

ただし、リーダーはできないことが多すぎて、

スタッフに仕事を振ってばかりいてはいけません。

 

そこで、わたしが2つ目に行ったのは、

仕事のパフォーマンスを上げることです。

 

できない仕事をできるように人の2倍以上働き、

どんな仕事でもミスなく、

ムダなく、スピーディに取り組んでいきました。

 

そして、仕事のパフォーマンスを上げた結果、

スタッフの信用は上昇していき・・・

 

今では、「私がいないと成り立たない」と

言われるまでになりました。

  

リーダーになることで自身の成長につながった

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最近、部下に仕事を振るときに、

できないと言って逃げることがよくあります・・・

 

わたしもリーダーになったときは、

経験もなく、できなくて苦労しました。

(今も苦労していますが・・・)

 

しかし、リーダーという立場になることで、

わたしの足りない能力がわかり、それを乗り越えることで

成長することができました。

 

つまり、できない状況は自分を成長させるチャンスでもあるんです!

 

だから、リーダーだけでなく、できない仕事も

逃げずに、責任を持ってやるべきだと思います。

 

これが、ソーシャルワークでいう「エンパワーメント」を引き出し、

自分の隠れていた能力を見つけられるはずです。

 

まとめ 

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チームワークを良くするために、リーダーはどうするべきか

わたしなりに考えてみました。

 

ポイントは2つ

・できないことに見栄を張らず、受け止める

・仕事のパフォーマンスを上げる

これができるとチームの雰囲気がとても良くなります。

 

たとえ、未経験でリーダー相応しくないとしても、

頑張り次第で、それに見合う能力が身に付きます。

 

だから、

「できない」と言って逃げるのはもったいないです!

 

「できない」というのは成長のチャンスと捉えて 

受容するところから、初めてみたらどうでしょうか。

 

また、「できない」と向き合うには「勇気」が必要です。

 

『嫌われる勇気』という本は

とても役に立ち視点がいっぱいありました。

 

興味のある方は是非読んでみて下さい。

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やりたくない仕事にどう向き合うべきか、真剣に考えてみた

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わたしは高齢者デイサービスで

7年以上働いています。

 

小規模で給料は低いですが、

家から近くて、スタッフの関係も

とても良い職場です。

 

しかし、2018年に介護報酬改定があって

職場もそれに合わせて、高齢者の自立支援に

力を入れるようになりました。

 

もちろん、前よりやることは増えて、

多忙になった上、インセンティブもなく、

仕事に興味が湧かなくなりました。

 

2018年は私にとって、

やりたくない仕事にどう向き合うべきか

真剣に考える年でもありました。

 

なので、今回はやりたくない仕事について

考えていきたいと思います。

 

きっかけは、2018年の介護報酬改定

2018年は介護報酬改定がありました。

 

介護報酬改定とはざっくりいうと、

国が介護サービスの価格を見直すことです。

 

この改定は3年に1度ありまして、介護報酬が下げられると

介護施設が窮地に立たされ、職員の給与にも影響を与えます。

 

2018年の介護報酬改定では大幅な引き下げはなかったので、

ひと安心でしたが・・・

 

その一方、自立支援介護を行った介護施設には

優遇するような方向性を出してきました。

 

自立支援介護というのは、

高齢者が自分で自分のことを行えるように介護する

ということです。

 

わたしの高齢者デイでも、その流れを受けて、

自立支援介護にシフトするようになりました。

 

しかし、それが問題だったのです。

 

自立支援介護「竹内理論」の導入

 

わたしの職場では、

自立支援介護を行うために「竹内理論」に基づいた

プログラムを導入しました。

 

竹内理論とは国際医療福祉大学院・竹内孝仁教授が

提唱している方法です。

 

ざっくり説明すると

・一日1500mlの水分を飲ませる

・オムツを外して、トイレで排せつを行う

・毎日、歩行訓練を行う(寝たきりの人も含め)

・食事を常食に戻し、一日1500Kcal以上摂取する

 

この4つのケアを行うことで、認知症は治り、

オムツは使わず、歩行も自立して

寝たきり状態から回復し、胃ろうも外せるらしいです。

 

しかし、介護をする側にとっては、通常の業務に加え、

この4つのケアを利用者全員にしなければならないので、

相当な負担になりました。

 

しかも、経費削減で介護職員を増やすこともできませんし、

ケアを行っても特別に手当てが出ることもありません。

 

ただ、職場の上司は、

「竹内理論を実践すれば、利用者は元気になって、

介護の負担は減る」と断言していました。

 

しかし、スタッフ間では負担増で、

不満が非常にあったことは事実です。

 

竹内理論の問題点

 

わたしは社内研修で「竹内理論」について

一通りレクチャーを受けました。

 

講師もこの理論を実践して、

オムツゼロや水分1500ml摂取を行い、

結果を出された人なので、説得力はある感じです。

 

なにより、竹内理論は「認知症」を病気として捉え、

症状を治す視点でケアを行います。

 

しかし、認知症は「病気」ではありません。

 

病気や老化などで起きた脳の萎縮・疾患により、

日常生活に支障が起きた状態を指します。

 

だから、認知症状があっても、

生活が普通にできていれば認知症とは呼びません。

 

認知症を「病気」として扱う視点が

治療を優先し、利用者の気持ちを軽視していると

感じて、竹内理論への興味はゼロになってました。

 

やりたくない仕事との葛藤

 

わたしは、歩かせる・十分な食事を与える・水分を取るケアよりも、

洗濯ものを畳む、洗った食器を拭くなど生活につながる

支援を行いたいと思っている立場です。

 

だからこそ、竹内理論を導入した職場が、

非常に働きづらく感じていました。

 

決して、竹内理論によるケアが悪いという事

ではありません。

 

このケアを通して、歩けたり、オムツが不必要になったり、

食事が常食で食べられるようになれば高齢者は嬉しいはずです。

 

しかし、わたしは

そのような治療的なケアよりも、ユマニチュードの

ような相手の関係性が大切だと思っています。

 

わたしにとって、相手の目を見る、触れる、話しかけるなどの

コミュニケーションが認知症ケアの根幹にあります。

 

だから、興味がない仕事について

どうしたらいいのか真剣に考えるようになりました・・・

 

わたしが出した結論は・・・

 

やりたくない仕事を続けていくうちに、

この職場を辞めようかと何度も思いました。

 

正直、介護の他にもやりたいことがあったので、

思い切ってそこに挑戦してみようかと思ったこともありました。

 

ただ、職場のスタッフは良い関係だし、自宅からも近いため、

好き嫌いで辞めるのは勿体ないという気持ちもあります。

 

そんな感じで色々考えていたら、何とか結論がでました。

 

それは、 

 

やりたくない仕事でも、全力で取り組んでから、

辞めるかどうか決めれば良い

 

ということです。

 

まず、やりたい・やりたくないということで、

仕事を考えるのを辞めて、相手に認められるぐらい

人一倍頑張ろうと決めました。

 

そして、わたしが抜けると困ると思うくらい働いてから、

今後の仕事について考えようと思っています。

 

それからは、仕事に関してもやる気を取り戻し、

スタッフ2人分の仕事量をこなしています。

 

まとめ

 

今回は、やりたくない仕事にどう向き合うべきか、

わたしの体験をベースにお話しました。

 

やりたくない仕事だったら、辞めてしまうのも

一つの手だと思います。

 

しかし、好き嫌いで決めるのではなく、

まず全力でやってみることも大切ではないでしょうか。

 

誰よりも倍以上に働いて、会社から認められる存在になってから、

辞める方が、自分の成長にもつながるし、

雇う側にとっても、ありがたいことです。

 

転職しやすい社会だからこそ、好き嫌いで辞めることが

簡単になってきましたが、やりたくない仕事も

やる価値はあると思います。

コラボこそ、社会福祉士の価値!意外な「補色」の組み合わせがすごい効果を生む

最近、読者になって頂いた方のブログで

面白いと感じたブログがあります。

 

それがこちら↓


介護と何か組み合わせてブログを書いていく

切り口がとても斬新です。

 

例えば、介護とサッカー、登山、農業など意外な組み合わせて

面白い発想につなげています。

 

今回は、このブログをリスペクトして、

「コラボ」について考えてみようと思います。

 

コラボで大切なのは「補色」の関係

 

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みなさんは「補色」という言葉をご存知でしょうか。

 

例えば、病院での手術時、医師は血液の赤色をずっと見ると

精神的におかしくなるため、赤の反対色であるの服を

着ることで、目の刺激や疲労を和らげています。

 

このような正反対に位置する関係の色の組合せを

「補色」と呼び、それは互いの色を引き立てる相乗効果があるんです!

 

だから、コラボする時に大切なのは、似たもの同士ではなく、

補色のような正反対同士の関係性を注目するべきだと

わたしは思っています。

 

つまり、自分と違う立場・価値観をもつ人とコラボすることが、

今までにない発想へと繋がる気がします。

 

コラボこそ、社会福祉士の価値だ!

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社会福祉士の価値について、学校のレポートで問われますが、

わたしは、他業種とコラボがしやすい所にあると

思います。

 

そもそも、医療ソーシャルワーカーというのも、

「社会福祉士」と「病院」とのコラボで生まれた仕事です。

 

他にも、

学校とコラボした「スクールソーシャルワーカー」

一般企業とコラボした「産業ソーシャルワーカー」

など・・・

 

児童・障がい・高齢者などの従来の福祉の範囲を超えた

コラボを通して発展したのが、今の社会福祉士です。

 

だから、社会福祉士は今までにない、

補色の組み合わせを考えることが大切では

ないかと思います。

 

「介護」と「風俗」のコラボはいいんじゃないかなぁ

 

わたしが補色の関係性で注目しているのが、

「介護」「風俗」とのコラボです。

 

一般的に風俗と言えば、介護とは正反対に

低俗な印象を受けやすくものかと思います。

 

しかし、障害者や高齢者がヘルパー付きで、

キャバクラに通うことができれば、

歩行訓練になりますし、会話を行うので、口の体操としても有効でしょう。

 

特に、男性のお年寄りは話をしない人が多いから、

ぜひとも行ってもいいのでは・・・

 

高齢化が進む日本では、

今後、高齢者を中心とした風俗ビジネスも出てくるはず。

 

そうなると「バリアフリー」など、

介護の視点が大切になってきます。

 

なので、介護側の人も「風俗」を排除する方向ではなく、

どう協力できるのか考えてみた方がいいかと思います。

 

まとめ

 

補色の関係と言いましても、

実際に、何をコラボするのか見つけるのは

難しいものです。

 

でも、福祉に限らず、

いろんなことに興味もつことが大切です。

 

わたしも去年から、小学生の学習を手伝うボランテイアを

始めて、教育と社会福祉士は共通することが多いと

感じることができました。 

 

たぶん、そんな実感の積み重ねが、

ふとコラボにつながるかと思います。

 

あとは、いろんな業種の人と出会うことも、

コラボの上ではいいかもしれません。

 

コラボで大事なのは「補色」の関係です。

 

ある人は自分と反対の立場にある人は、

面倒だし、付き合わない方が良いと思うかもしれません。

 

しかし、自分と反対の立場にある人とコラボすることで、

すごい効果を秘めていることもあるはずです。

職場の人間関係に困ったら、あなたがするべき4つのこと

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職場の人間関係は難しいですよね

 

わたしも介護業界で働いて1,2年目は

仕事の失敗が多くて、職場の人間関係は最悪・・・

 

中には、意地悪な人もいて

仕事を辞めたいと思うこともありました。

 

しかし、そこで逃げずに

仕事のミスをなくして頑張ったら、

職場の人間関係が良くなっていきました。

 

大体、人間関係に困ったら…

転職を促す記事をよくみかけますが…

 

まず、

自分が変わること。

 

それが職場の人間関係で

ても大切です。

 

自分が良い変化すると、

嫌だった相手も変わって、

関係性が良くなります!

 

今回は職場の人間関係に困ったら、

やるべきつのことを紹介してみました。

 

1.仕事を早く、正確に

 

良い関係をつくるためには

相手に「仕事ができる人」と思わせることが

大切です。

 

基本的な仕事はすぐに覚えて、

早く終わらせてしまいましょう。

 

早く終わらすことができれば、自分の中で余裕が生まれ、

相手を手伝うことができるようになります。

 

ただし、いくら早くても、仕事が雑ではいけません。

 

仕事でミスを出すと、その分、仕事が余計に増え、

相手に迷惑をかけてしまいます。

 

なので、最初は仕事を正確にこなしてから、

慣れてきたらスピードを上げていくことが大切です。 

 

2.大きな声で「これからすること」を伝える

 

仕事中、スタッフ同士のコミュニケーションは

とても重要です。

 

これができないと、自分一人で仕事を抱え込み、

苦しくなってしまうことがあります。

 

そうならないために、まずは

スタッフに自分の状況を伝えていきましょう。

 

ポイントは「これから自分がすること」を

大きな声で言うこと。

 

例えば、

「これから休憩に入ります」

「ここに出かけていきます」

「○○さんに会いにいきます」

など、周りに聞こえるような声で話してみましょう。

 

相手は必ず聞いているので、少しづつ

積み重ねることが大切です。

 

そこから、相手と関係性が生まれ、

仕事をお願いすることが

簡単にできるようになります。

 

3.小さなことでも感謝を

 

例えば、普段より仕事の量が多くて、

忙しい日だった時、

「お疲れ様です」

「ありがとう」

「助かります」

など、言われると嬉しくなるものです。

 

小さいことでもいいから、何か気づいたら、

感謝を伝えてみましょう。

 

そういう習慣を身につけることで、

相手への観察力が養えます。

 

逆に、何も気づかないと、

相手にイライラ感を与えてしまうので、

気を付けた方が良いです。

 

4.ミスをしたらすぐに対処する

 

仕事はどんなに注意しても、

ミスは必ず起きてしまいます。

 

その時は、自分に原因がなくても、

すぐに対処しましょう!

 

フォローが早いと、すぐにリカバーできることが

可能です。

 

ただし、ミスをして落ち込み、

何もできないのはアウト。

 

周りから「頼りにならない」と思われてしまいます。

 

まずは、ミスが起きた時、冷静さを保ち、

そこで「自分が何をするべきか」真剣に考えるのが

大切です。

 

まとめ 

職場の人間関係に困ったら、

・仕事は正確かつ素早く

・大きな声で「これからすること」を言う

・小さなことでも感謝を伝える

・ミスはすぐに対処する

この4つがポイントになります。

 

これらはすぐにはできません。

 

ある程度の時間と努力が必要になります。

 

しかし、わたしも2年ぐらいかけて、

分かったので、地道にやっていけば、

絶対身に付くはずです。

人間関係を良くするためにどうすればいいのか、わたしの経験をもとに考えてみた

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人間関係を良くするためにどうすればいいのか。

 

これは、社会福祉士の方だけでなく、

接客業など、人との関係で成り立つビジネスの方も

抱える問題かと思います。

 

本やインターネットなど色々な方法が紹介されていますが、

自分の体験から、人間関係が良くなった瞬間を振り返ってみた方が、

何かヒントになるのではないでしょうか。

 

なので、今回は人間関係を良くするためにどうすればいいのか、

わたしの体験をもとに考えてみました。

 

人間関係が良くなったと感じた瞬間

 

わたしが、関係が良くなったと思った瞬間は、

最近始めた「学習ボランティア活動」です。

 

いろんな事情で勉強ができない小・中学生を対象とした

無料の学習ボランティア事業で、わたしは児童の学習を手伝う

先生として参加しています。

 

30歳になったときに始めたボランティアですが、

最近は仕事が忙しく3か月に1回のペースでしか

参加ができなくなってました・・・

 

ある日、そのボランティアの代表にお会いした時、

わたしは「ボランティアに参加できなくて申し訳ないです」

と素直に言いました。

 

すると、その代表は、

「いいや。今、生徒も増えてきて、

先生も不足しているから、来てくれるだけで助かるよ」

と一言。

 

その代表の一言で、この方は信頼できる人だと

ふと思いました。 

 

人間関係を良くするのは「感謝」

 

この代表のセリフは一見、何気ないように感じられますが、

相当深いものです。

 

ポイントは2つあります。 

 

1つ目に、代表はわたしのことを、責任者とボランティアという

上下関係でなく、対等な立場で接してくれていたことです。

 

代表のように、ボランティアを仕切るリーダーや責任者は、

「ボランティアよりも偉い存在」ような上下関係が感じられるもの。

 

しかし、代表の言葉には全く偉そうな感じはありませんでした。

 

そして、2つ目は自分の言葉で「感謝」を伝えていること

 

普段、感謝を伝えるといえば、

「ありがとう」と言うのが定番かと思います。

 

確かに「ありがとう」は便利なフレーズですが、

わたしたちはそれに頼りきってはいないでしょうか。

 

「ありがとう」の代わりに、

自分の言葉で感謝を表現した方がより相手に響くはずです。

 

そういう意味で、

代表の「来てくれるだけで助かるよ」と言うのは

最高の感謝だと感じました。

 

しかし、自分の言葉で感謝を伝えるのは、相当難しいものです・・・

 

しっかり相手のことを見ていないと

「この人は何にも分かっていない」と相手は感じ、

関係が悪化します。

 

そうならないためにも、相手に興味を持ち、

よく観察する能力が大切であると言えるでしょう。

 

まとめ

 

人間関係を良くするためにどうすればいいのか、

自分のボランティア活動をもとに考えてみました。

 

そして、人間関係を良くするポイントは2つ

・対等な関係で接する

・自分の言葉で感謝を伝える

 

この技術はとても高度ですが、職場で意識をして

訓練をしようと思います。

 

今回、自身の経験を振り返ることで、ヒントが見つかったので、

人間関係で悩みの方は試してみてはいかがでしょうか。

介護職員の給料が安いのはワケがあった!介護ビジネスの裏側が分かる本『日本が売られる』

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「介護職の給料は低い」

と言われる介護業界ですが・・・

 

なぜ、

介護職員の給料は安いのでしょうか。

 

わたしたち介護従事者は、多忙なのに、

低賃金・低給料に疑いもせず、

それを当たり前のように受け取っているように思います。

 

しかし、介護職員の給料が安い

のは理由があったんです!

 

その本質に迫った最新本『日本が売られる』を紹介していきます。

 

『日本が売られる』の著者・堤未果さんについて

 

 

堤未果(つつみみか)さんは日米を中心に活躍される

国際ジャーナリストです。

 

わたしが思う堤未果さんのスゴイところ

・圧倒的な情報収集と分析力

・複雑なことも分かりやすく伝える能力

の2つでしょう。

 

そして、わたしが堤未果さんを知ったのは2008年に出版された

『ルポ・貧困大国アメリカ』いう新書でした。

これはアメリカの貧困について、

難しい表現はなく、スラスラと読める

素晴らしい本です。

   

今回、紹介する『日本が売られる』も

複雑な日本の社会問題について、精密に取材をもとに

丁寧に分かりやすい説明をされています。

 

『日本が売られる』について

 

『日本が売られる』は、日本政府が自分たちの利益だけを求めて、

日本の貴重な資源を外国に売っている問題をクローズアップしています。

 

そして、売られている資源は、

水道、農地、種子、森林、労働、教育、

医療、介護など多種多様です。

 

しかし、マスコミはトランプ政権や北朝鮮などの

派手で、注目度があるニュースを報道するので、

この事実が取り上げられる事はありません。

 

そんなマスコミにかわって、

国が財産を売る事実を各分野ごとに、

わかりやすく解説し、どう立ち向かうべきか

事例を通して、考察をしている貴重な本です。

 

日本国民なら知った方が良い事実が沢山ありますので、

読まなきゃ損です!

 

低給料の原因は介護ビジネスの投資商品化

  

その本の中で、

介護職員の給料が安い原因は、

「介護ビジネスの投資商品化」

と書いています。

 

本書では、介護職員の給料が安いのは

『老後(介護サービス)が投資商品として売買される今の世の中では、

現場の介護士の報酬は低ければ低いほど(投資家に)歓迎される』

と書かれています。

 

つまり、介護の最大コストは人件費であり、低賃金で働いてくれた方が

雇う企業は儲かりやすく、そこに投資する人たちも喜ぶという事です。

 

そして、政府は「介護現場の改善」よりも、

企業の利益を優先し、『国家戦略特区諮問会議で

介護職の人件費を下げるための環境を準備していた』というのです。

 

ちなみに、国家戦略特区諮問会議とは

政府と財界またはそれに近い人たちが行っており、

介護現場の意見は聞き入れてくれません。

 

それどころか、介護人材不足だから、

低賃金で働ける外国人を雇うことを企んでいます。

 

しかし、介護の人材不足は労働環境が悪いのが主な原因です。

 

外国人を呼んだって、労働環境が悪ければ、

続けることは難しく、逃げ出す人だって出てくるでしょう。

 

まず、介護現場を良くして、多くの人達が働きやすい

環境を作るのが大切なはずです。

 

でも、介護現場を改善する行為は雇う側、投資家にとっては

あまり望まないこと。

 

だから、介護業界にロボットやAIを導入して、

この問題を棚上げしようとしているのでしょうね。

 

まとめ

 

今回は新書『日本が売られる』から、

介護職員の給料が安い原因をピックアップしてみました。

 

日本の介護ビジネスが投資商品となる現代では、

現場の介護士の報酬は低ければ低いほど歓迎されます。

 

そして、政府も企業や投資家の利益を優先し、

国家戦略特区諮問会議で

介護職の人件費を下げるための環境を

準備していたのです。

 

結局、人件費を上げると、雇う側が損をするから、

したくないということ。

 

そこから、深刻な介護人材不足、外国人労働者の受け入れが

新たな問題として出ています。

 

今回紹介した本『日本が売られる』は介護の他にも

今、国民が知るべき社会問題を簡潔に、深く取り上げています。

 

介護師なら、第2章の「労働者が売られる」

「老後が売られる」は絶対読むべきです!

 

何も知らず働く・生きることがどれだけマズイことなのか、

ホントに実感できますよ。

 

エンパワーメントとは「洗濯機を買う場面」をイメージすれば分かりやすい。

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みなさんは

「エンパワーメント」という言葉をご存知でしょうか。

 

単純に言うと、

社会的に立場の弱い人が、本来持っている能力を

発揮してもらうことです。

 

最近、エンパワーメントという言葉が、

社会福祉だけでなく、ビジネスなどでも

広く扱われるようになってきました。

 

でも、エンパワーメントって、特別なものではなくて、

実は、わたしたちの日常生活と強い関係性をもっています。

 

なので、今回はエンパワーメントをより知るために、

身近な例を使って、説明していきます。

 

「洗濯機を買う場面」からエンパワーメントを考える

 

わたしは「エンパワーメント」というと、

「洗濯機を買う」イメージです。

 

普段、洗濯機を買う時はその値段や性能、

使いやすさなどに注目して購入すると思います。

 

しかし、どんなに高性能であっても、

サイズが大きくて、部屋の中に入らなければ意味がありません。

 

洗濯機はデカく、電力を使う家電なので、

配置する場所がとても大切な要素です。

 

わたしも、乾燥機の機能を備えている洗濯機を

購入したことがありました。

 

しかし、乾燥機能は相当な電力を使うため、

すぐにブレーカーが作動するので、

それ以降はその機能を使うことはなかったです。 

 

結局、どんな洗濯機のパーフォマンスが良くても、

部屋の環境によって、その機能が発揮できないことがあります。

 

これは人にも当てはまることで、

本来持っている能力が「ある環境」によって

縛られていることがあるんです。

 

その束縛された状態から解放してあげることが、

エンパワーメントの基本的な考え方になります。

 

エンパワーメントで大切なのは「気づかせること」

 

エンパワーメントを分かりやすく、洗濯機を例にあげてみました。

 

このように洗濯機のような「物」が対象であれば、

周りの環境を整えておけば、簡単に解決ができます。

 

しかし、「物」ではなく「人」をエンパワーメントするときは

心理的な要素が含まれるので、そう簡単にはできません。

 

ポイントは「自己覚知」です。

相手に「束縛された状況」を気づかせるアプローチが

大切になります。

 

例えば、スーパービジョンでは、指導を受ける側が、自身の支援内容を

振り返って「気づかせる」ことを重視します。

 

そして、指導する側は「その時どう思ったのか」と

尋ねて、相手に自己覚知ができるように働きかける

技術が必要です。

 

まとめ

今回はイマイチ分からない「エンパワーメント」を

洗濯機に例えて説明しました。

 

本来持っているパフォーマンスを最大限引き出すには

環境がとても関係しています。

 

そして、その環境を変えるには相手が束縛された状況に

「気づくこと」がとても大切です。

 

そして、支援者は気づかせるために

相手に自己覚知を高めるようなアプローチが求められます。

 

ただ、「気づく」というのは、とても難しいもの。

 

言葉でいくら説明しても、相手の心に響かなければ、

束縛された状況に気づくことができません。 

 

まずは自分自身が自己覚知をして、

エンパワーメントを実践してみるのもいいでしょう。

 

自己覚知については以前、記事に書きましたので、

こちらを参考下さい。 

www.social-walfare.work

 

ソーシャルワークって「教育」と感じた瞬間について話してみた

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はじめに

 

ソーシャルワークとは何か。

 

これは社会福祉士を目指す誰もが

ぶち当たるテーマだと思います。

 

わたしが社会福祉士の学校にいた頃は、

漠然とカウンセラーのような

相談職というイメージを

もっていました。

 

しかし、いろんな角度からソーシャルワークをみて、

気づいたことがあります。

 

それは、ソーシャルワークって

「教育」という要素を持っていることです。

 

今回はソーシャルワークって「教育」と感じた瞬間について

話してみました。

 

ソーシャルワークは「気づくこと」が大切

 

ソーシャルワークというと

人や社会の関係性に働きかけることですが、

何のためにするのでしょうか。

 

その一つとして、「エンパワーメント」があります。

 

エンパワーメントは簡単に言うと「気づくこと」です。

 

「気づく」とは言葉では説明しづらいので、

この動画をご覧ください。

 

図書館で働く女性が、いつも本を借りに来る少女とメモのやり取りをして、

親しくなるストーリーです。

 

ある日、女性は

その母親が図書館に訪れたとき、

少女が耳が聞こえない事実に「気づき」ます。

 

この「気づき」によって、

図書館で働く女性が手話を学び始めるきっかけとなりました。

 

この動画のように、人は何か気づいたとき、

今まで眠っていたポテンシャルを発揮することがあります。

 

それはソーシャルワークにとって、

すごく大切なポイントです。

 

ソーシャルワーカーで求められる自己覚知や

スーパービジョンも「気付き」がカギになります。

 

教育も気付きが大切

わたしは、ボランティアで、

家庭教師のような個別支援でのスタイルで、

小学生の学習を手伝っています。

 

その中で算数は暗記すれば解けるものではないため、

教えるのが大変です。

 

子どもが計算問題につまずいたとき、

どこに解けない原因があるのか本人に気づかせることが

大切になります。

 

しかし、解けない原因を言葉で説明しても、

なかなか子どもには伝わらないんです。

 

無理に教えようとすると飽きて、

止めてしまうことも・・・

 

それでも、どうやったらこの計算を解くことができるのか、

色々試しながら教えてみると、

ふと「分かった」と気づく瞬間があります。

 

そう、教育という分野でも、

「エンパワーメント」が引き出すことができるんです。

 

問題の原因に気づいたら、自力で問題を解けるようになり、

とても満足そうな顔をみせてくれます。

 

ソーシャルワークが「気づく」ためにあるなら、

教育もソーシャルワークと言えるのではないでしょうか。

 

わたしは、教育もソーシャルワークだと思って、

子どもができない問題に「分かった」と感じてもらうような

ボランティア活動に励んでいます。

ソーシャルワーカーとは何か、これから社会福祉士を目指す方のために説明してみた。

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はじめに

 

ソーシャルワーカーという職業をご存知でしょうか。

 

ケアマネージャーや医療ソーシャルワーカーなど

様々な資格や種類がありますが・・・

 

一般的に、児童・障がい者・高齢者福祉施設などで

相談業務を行う人が思い浮かびます。

 

しかし、ソーシャルワーカーは

漠然としていて、

分からないことも多いです。

 

なので、今回はソーシャルワーカーとは何か、

これから社会福祉士を目指す方に向けて説明してみました。

 

ソーシャルワーカーの起源はボランティア活動から

 

ソーシャルワーカーは

もともと貧困に苦しむ人たちへの

ボランティア活動から生まれました。

 

そして、ボランティア活動から培ったノウハウを集め、

他の人にも使えるような文章にして教えることで

プロの専門職を育成するようになります。

 

これがソーシャルワーカーの基盤になり、

文章化した援助技術を学び、実践を重ねることで、

今日のソーシャルワークは発展してきました。

 

そして、「社会福祉士」という資格は

この流れを引き継いでいるので、

ソーシャルワーカーとも呼ばれています。

 

しかし、ソーシャルワーカーって、知識や理論よりも勘や経験など、

自分の好きなようにやった方がうまくいく時があります。

 

ソーシャルワークの理論を学ぶのは大切ですが、

それだけに捕らわれず、

自分の感覚を信じることも忘れてはいけません。

 

また、詳しいソーシャルワークの歴史背景を知りたい方は

こちらの記事を参考下さい。

www.social-walfare.work

 

ソーシャルワーカーの役割とは

では、ソーシャルワーカーの役割とは何でしょうか。

 

基本的には、

福祉、地域、行政など様々な分野と生活をする人々を

繋ぐ窓口のような役割があります。

 

砕いて言えば、困ったことがあったら、

この人に言えば大丈夫と思えるハブ的な存在が

ソーシャルワーカーです。

 

また、ソーシャルワーカーは

困っている人に対して、直接相談を受け、

支援をすることもあります。

 

いわゆる、ケースワークというものです・・・

 

ケースワークとは、カウンセリングと似ていて

区別がしにくいものですが・・・

 

カウンセリングは相手にアドバイスを与えて、

問題解決を図りますが、その一方、

ケースワークは相談者自身が他人のアドバイスに頼らず、

その答えを見つけるプロセスを大切にします。

 

相談をされると、「こうした方が良い」と言いたくなりますが、

どうやったら問題を解決できるのか 、一緒に考えることが

ケースワークでは重要です。

 

そして、相談者が問題の答えに気づけた時、

自分で解決しようとする力が湧いてきます。

 

いわゆる、「エンパワーメント」というやつです。

 

そして、エンパワーメントができるようになると、

相談者が持っているリソース(家族・近隣関係、経済状況など)

を最大限活用することができるようになります。

 

どんなにリソースがあっても、相手が問題の答えに気づかないと

使えないものって結構あるんです。

 

つまり、相手の抱えている問題の答えを、

自分自身で気づくように働きかけるのが、 

ソーシャルワーカーに求められています。

 

まとめ

ソーシャルワーカーとは、現場での実践とそれを文章にして

フィードバックすることでスキルを磨いていく職業です。

 

基本的には、

福祉、地域、行政など様々な分野と生活をする人々を

繋ぐ窓口のような役割があります。

 

また、相談を受けて、相談者のエンパワーメントを

引き出せるように働きかけるのも、リソース活用において大切な要素です。